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2015年2月1日 (日) 21:32時点における版
SSD (Solid State Drive, ソリッドステートドライブ)とは、半導体素子メモリを用いたストレージです。HDDに比べ、高速で、円盤を必要としないので衝撃などに強いです。
読み方
- SSD
- えすえすでぃー
- Solid State Drive
- そりっど すてーと どらいぶ
- ソリッドステートドライブ
- そりっど すてーと どらいぶ
目次
概要
SSDは、HDDよりも高速ですが、価格面ではHDDが安価です。 SSDは、空き容量が重要です。十分な空き容量がないと、SSDのスピードが劣化します。128GBぐらいの容量を常時使用しているなら、256GBのSSDが良いでしょう。
SSDは、HDDとは異なるメーカーがたくさん並んでいます。HDDは、淘汰が進み、数社のメーカーだけになりました。
記録方式
- SLC
- MLC
- TLC
記録方式とスピード
SLC > MLC > TLC
接続方式
- SATA
- mSATA(Mini SATA)
- Micro SATA
- PCI Express x2(Gen2)
- M.2
SATA
SATAは、HDDやSSD、その他の光学ドライブ用の接続方式です。 SATA 3.0の転送スピードは、6Gbps(600MB/s)です。
PCI Express
PCI Expressは、拡張スロットの規格です。 PCI Express Gen2では、1レーンあたり片方向1GB/sで、双方向で2GB/sの転送スピードです。SATAよりも高速なのが特徴です。
PrextorのM6e PCI Express SSD(M6e)の場合は、PCI Express x2(Gen2)に対応しています。M6eでは、PCI Express x2を2レーン利用するため、インターフェースの最大転送速度は片方向2GB/s, 双方向で4GB/sになります。これはインターフェースの最大転送速度なので、SSDとしてのリードとライトのスピードは、モデルによって異なります。シーケンシャルリードは、770MB/sで、シーケンシャルライトは512GBモデルで最大625MB/sです。
モデル | シーケンシャルリード | シーケンシャルライト | ランダムリード | ランダムライト |
---|---|---|---|---|
512GB | 770MB/s | 672MB/s | 105,000IOPS | 100,000IOPS |
256GB | 770MB/s | 580MB/s | 105,000IOPS | 100,000IOPS |
128GB | 770MB/s | 335MB/s | 96,000IOPS | 83,000IOPS |
M.2とは
M.2は、Intel 9シリーズチップセットから採用された、ストレージ向けインターフェイスです。Intel X99, Z97, H97チップセットを搭載するマザーボードでM.2の採用が進んでいます。
PLEXTOR M.2 type2280接続SSD 512GB PX-G512M6e
mSATAとは
mSATAとは、 Mini SATA の略です。ケーブルを利用せずに、PCに接続できます。端子形状は、Mini PCI Expressスロットと共通だが、信号方式が異なります。そのため、以下のどのケースであるか注意が必要です。
- Mini PCI Express と mSATA SSD の両対応
- Mini PCI Express 専用
- mSATA SSD 専用
mSATA SSDは、NUCやUltrabookで使われます。
mSATA(Mini SATA)とMicro SATAは別物
mSATA(エムサタ,エムエスエーティーエー)とMicro SATA(マイクロSATA)は異なる規格です。 Micro SATA は、1.8インチサイズのHDD/SSDで採用されているSATAの規格です。mSATAとは、コネクタの形状が異なります。