マザーボードのボタン電池の交換
パソコンのマザーボードには、ボタン電池がついています。マザーボードには、BIOS/UEFIと呼ばれるシステムがあり、それらの設定を保持するために、ボタン電池が利用されています。たいていのマザーボードは、CR2032と呼ばれる電池を利用してます。
読み方
- ボタン電池
- ぼたん でんち
目次
概要
パソコンのマザーボードの電池が切れてしまうと以下のような症状が起きます(もちろん、電池切れ以外の理由でも同様の現象は発生します)。
- パソコンの時計が狂った
- パソコンの電源が入るが、OSが立ち上がる前に、黒い画面で止まってしまう
マザーボードのボタン電池の役割は?
パソコンのマザーボードのボタン電池の役割は、以下の通りです。
- マザーボードの時計の情報を維持する
- マザーボードの各種設定(BIOS/UEFI)を維持する
ボタン電池が切れててもパソコンは動くの?
たいていの場合は、ボタン電池が切れていても、パソコンは動きます。動きはしますが、マザーボードの設定や時計が維持できないので、たいていの場合、不便です。
パソコンの時間が狂っていると、システム上、いろいろな不都合が出てきます。
時刻がずれていることにより、
- いろいろなアップデートがちゃんと動かない
- 暗号通信を行うウェブサイトでエラーになる
といった現象が発生します。
電池がきれたままだと、パソコンが起動するたびに、設定や時刻を修正しなければならないため、非常に不便です。
ボタン電池の寿命は?
購入したときについてくるボタン電池は、経験上、たいていの場合、数年間(3ー4年)は使えます。毎年、マザーボードを買い替えている場合には、電池切れは、ほとんど経験することはないのではないでしょうか。
ボタン電池の交換に必要な道具は?
マザーボードのボタン電池を交換するときに必要な道具は、せいぜい、プラスドライバーぐらいです。ドライバーなしで、パソコンのケースを開けられる場合には、道具は不要です。
ボタン電池の交換は簡単?
マザーボードのボタン電池の交換は、非常に簡単です。たいていの場合、プラスドライバーがあれば、パソコンのケースは開けられます。ボタン電池はマザーボードの上に乗っていて、たいてい素手で取り外しできます。
1つ注意ですが、作業をはじめる前に、金属に触れて、体の 静電気 を逃してあげましょう。大事なパソコンのパーツを壊さないためのおまじないです。
ボタン電池はどこで買えるの?
マザーボードで使っているボタン電池は、電池を売っているお店であれば、どこでも買えます。そこら辺のコンビニで買えるので、夜中でも手に入るでしょう。
- コンビニ
- 家電量販店
- オンラインショップ
ボタン電池はいくらぐらい?
だいたい、数百円程度です。200円ぐらいから手にはいります。
どういう ボタン電池は買えばいいの?
たいていの場合は、 CR2032 というボタン電池を買えば、大丈夫です。とりあえず、パソコンの箱をあけて、マザーボードの上のボタン電池を確認してください。もしくは、マザーボードのマニュアルを確認してください。
オンラインだと結構ザツに売っていたりします。ちゃんとしたパッケージ入りのが欲しいときは、写真でパッケージを確認してからご注文下さい。関東だと送料無料の商品もあります。
関連項目
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