Seagate ST8000AS0002

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Seagate(シーゲート) ST8000AS0002とは、2015年1月に発売された3.5インチの8TBのHDDです。Archive HDDシリーズの最上位モデルになります。HGST(日立)の8TB(HUH728080ALE600)に比べて、安価なところがウリになります。HGST 8TBは8万円で Seagate 8TBは3.7万円程度と割安です。SSDの大容量モデルは、記録容量面と価格面の両面でHDDにはかなわないため、HDDにはまだまだ需要があります。

読み方

Seagate
しーげーと

概要

Seagate ST8000AS0002は、8TBのHDDです。Windows のNTFSフォーマットでは、使用できる実容量は、7452.04GB となります。セクタサイズは、4Kです。デスクトップ向けのHDDが欲しい方は、Seagate ST8000DM002 8TB HDDをお勧めします。

8TBのHDDを導入することにより、複数のストレージをまとめることが可能になります。

2TB x 4個 = 8TB x 1個
3TB x 2個 = 8TB x 1個
4TB x 2個 = 8TB x 1個

2TBを4つ利用している場合、1にまとめられます!不要になったHDDは売ってしまえば良いんです。処分方法についてはパソコンやパーツの処分方法を御覧ください。

複数のHDDを少ないHDDにまとめることによって、

  • 消費電力が若干下げられること
  • 発熱量を抑えられる
  • パソコンの重量が抑えられる(持ち運びが少し楽に・・・?)

といった恩恵が受けられます。

液晶テレビのREGZAのタイムシフト用のHDDなどの用途に良いでしょう。 USB 2.0の接続の場合、HDDの速度がネックになることも少ないでしょう。

レビュー

静音性
使用感ですが、動作音は、静かです。ランダムアクセス時に、多少、音がなることがあります。
付属品
HDD本体のみとなります。ネジなどの付属品はありません。
ネジ穴
たいてい、側面に3つずつネジ穴が用意されていますが、本機は片側2個ずつとなっています。3つのうちの真ん中のネジ穴が省略されているため、ケースによっては、ネジがつけられない、といったことがありますので、特殊なケースをご利用の場合には、ご注意ください。
速度
5900rpmということもあり、速度はそこそこです。動画や大量の写真などの倉庫用途なら問題ないでしょう。
コストパフォマンス
TB単価4625円と十分な価格と考えられます。
テレビでの利用
REGZAなどに接続して、録画できます。
タイムシフト用途
3ch同時録画で350時間の録画可能です。
総評
大量のデータの保管用途やテレビの録画用にあっています。

価格

  • 実売価格は、3.7万円 (2015-02-07)

テラバイト単価

3.7万円だとテラバイト単価(TB単価)は、4625円ということになります。

プラッタ

プラッタは、SMR(Single Meganetic Recording, シングル磁気記録)技術を用い、プラッタ1枚で1.33TBの容量を実現しています。

ベンチマーク

テストデータサイズ 100MBは、キャッシュ性能を見るための参考データです。

ベンチマーク
テストデータサイズ 100MB 1000MB 4000MB
シーケンシャルリード 272.8 201.0 154.2
512k リード 66.53 54.96 52.36
4k リード 1.531 0.610 0.574
4k QD リード 4.487 2.104 1.805
シーケンシャルライト 3237 184.6 191.6
512k ライト 8260 292.3 139.7
4k ライト 1314 91.03 7.890
4K QD32 ライト 13.40 2.884 2.982

大容量HDDのスペック

大容量 HDD のスペック
メーカー 型番 容量 プラッタ容量 プラッタ数(枚) 消費電力 回転数 キャッシュ インターフェース
Seagate ST8000AS0002 8TB 1.33TB 6 5W 5900 128MB Serial ATA600
HGST HUH728080ALE600 8TB (非公開 1.2TB(?) ) 7 5.1W 7200 128MB Serial ATA600
HGST - 10TB  ?TB 非公開 1.4TB?  ?枚 非公開 7枚以下?  ?W 7200 128MB Serial ATA600

関連項目




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