「ハッシュ関数」の版間の差分
提供: セキュリティ
(ページの作成:「ハッシュ関数(Hash Function) __TOC__ == 概要 == ハッシュ関数 は、データが与えられると、そのデータを表す小さな値を算出し...」) |
|||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
行1: | 行1: | ||
− | ハッシュ関数(Hash Function) | + | ハッシュ関数(Hash Function)とは、[[ハッシュ値]]を求める関数です。SHA-2などの[[ハッシュ値]]を求めるために利用されます。 |
+ | |||
+ | '''読み方''' | ||
+ | ;[[ハッシュ関数]]:はっしゅ かんすう | ||
__TOC__ | __TOC__ | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | |||
[[ハッシュ関数]] は、データが与えられると、そのデータを表す小さな値を算出します。その値を[[ハッシュ値]] もしくは、[[ハッシュ]] といいます。 | [[ハッシュ関数]] は、データが与えられると、そのデータを表す小さな値を算出します。その値を[[ハッシュ値]] もしくは、[[ハッシュ]] といいます。 | ||
− | ハッシュ関数は、主に検索の高速化、データ比較の高速化、 | + | ハッシュ関数は、主に検索の高速化、データ比較の高速化、'''改ざん'''の検出に用いられます。 |
[[ハッシュ関数]] の入力は、「キー(key)」と呼ばれます。 | [[ハッシュ関数]] の入力は、「キー(key)」と呼ばれます。 | ||
[[ハッシュ関数]] が2つ以上のキーで、同じ[[ハッシュ値]] を出力した場合、それを衝突といいます。 | [[ハッシュ関数]] が2つ以上のキーで、同じ[[ハッシュ値]] を出力した場合、それを衝突といいます。 | ||
[[ハッシュ関数]]では、衝突が発生しないことが望ましいです。 | [[ハッシュ関数]]では、衝突が発生しないことが望ましいです。 | ||
− | [[ハッシュ関数]]は、[[チェックサム]] | + | [[ハッシュ関数]]は、[[チェックサム]]、チェックディジット、[[フィンガープリント]]、誤り訂正符号、[[暗号学的ハッシュ関数]]などと関係があります。 |
− | + | ||
== ハッシュ関数 == | == ハッシュ関数 == | ||
− | |||
[[ハッシュ関数]] の例をいかに挙げます。 | [[ハッシュ関数]] の例をいかに挙げます。 | ||
行22: | 行22: | ||
* [[MD5]] | * [[MD5]] | ||
* [[MD4]] | * [[MD4]] | ||
− | * | + | * MD2 |
− | + | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
− | |||
* [[一方向性関数]] | * [[一方向性関数]] | ||
− | |||
− | |||
* [[暗号]] | * [[暗号]] | ||
+ | {{hash}} | ||
+ | <!-- vim: filetype=mediawiki | ||
+ | --> |
2015年9月22日 (火) 16:40時点における最新版
ハッシュ関数(Hash Function)とは、ハッシュ値を求める関数です。SHA-2などのハッシュ値を求めるために利用されます。
読み方
- ハッシュ関数
- はっしゅ かんすう
概要
ハッシュ関数 は、データが与えられると、そのデータを表す小さな値を算出します。その値をハッシュ値 もしくは、ハッシュ といいます。
ハッシュ関数は、主に検索の高速化、データ比較の高速化、改ざんの検出に用いられます。 ハッシュ関数 の入力は、「キー(key)」と呼ばれます。 ハッシュ関数 が2つ以上のキーで、同じハッシュ値 を出力した場合、それを衝突といいます。 ハッシュ関数では、衝突が発生しないことが望ましいです。
ハッシュ関数は、チェックサム、チェックディジット、フィンガープリント、誤り訂正符号、暗号学的ハッシュ関数などと関係があります。
ハッシュ関数
ハッシュ関数 の例をいかに挙げます。