「擬似乱数」の版間の差分
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Unix で利用される疑似乱数生成器として、以下のスペシャルファイルがあります。 | Unix で利用される疑似乱数生成器として、以下のスペシャルファイルがあります。 | ||
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2015年9月23日 (水) 18:57時点における最新版
擬似乱数 (pseudorandom numbers) とは、乱数列(乱数)のように見えるが、実際には、確定的な計算によって求められている数列に含まれる数を指します。擬似乱数を生成する機器を疑似乱数生成器、生成アルゴリズムを擬似乱生成法と呼びます。
読み方
- 擬似乱数
- ぎじ らんすう
- pseudorandom numbers
- すーどー らんだむ なんばーず
概要
擬似乱数 (pseudorandom numbers) とは、乱数列(乱数)のように見えるが、実際には、確定的な計算によって求められている数列に含まれる数を指します。擬似乱数を生成する機器を疑似乱数生成器、生成アルゴリズムを擬似乱生成法と呼びます。
Unix 系 OS の疑似乱数生成器
Unix で利用される疑似乱数生成器として、以下のスペシャルファイルがあります。
- /dev/random
- /dev/urandom (unlocked random source)
OpenSSL における擬似乱数
- OpenSSL をご参照ください。
擬似乱数生成の例は、以下の通りです。
33 バイトの擬似乱数を生成し、Base64エンコードする例です。
% openssl rand -base64 33 AZpfwodzsq7rLFlIIMFjZ8DraYDxf3nxDCby6fyYmY+R