「Domain Name System」の版間の差分
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2015年9月22日 (火) 15:35時点における最新版
Domain Name System (DNS) は、ドメインの名前解決に用いられる分散型データベースシステムです。インターネットにおけるドメイン名とIPアドレスの対応付けに利用されます。
読み方
- Domain Name System
- どめいん ねーむ しすてむ
- DNS
- でぃー えぬ えす
概要
インターネット に接続されるコンピュータは、固有のIPアドレスを持ちます。 IPアドレスは、IPv4の場合、32bitの数値です。IPアドレスを ドット区切り表記方法にすると 10.20.30.40 になります。コンピュータにとっては、数値表記で構わないでしょうが、人にとって、意味を持たない数値の羅列を覚えるのは困難です。
そのために発明されたのが、ドメイン名です。
Domain Name System は、ドメイン名 から IPアドレス を引くことができます。
DNS はなぜ作られたのか
ARPANETは、 インターネットの前身です。 ARPANET では、 HOSTS.TXT と呼ばれるテキストファイルで、名前を一元管理してました。 更新が週 1-2 回であるため、変更が反映されるまでに時間がかかりました。 最新のHOSTS.TXTファイルは、SRI-NICのサーバにAnonymous FTPで公開され、FTP を各ホストがダウンロードしていました。 ARPANET の拡大とともに、 HOSTS.TXT のサイズが大きくなり、ダウンロードのトラフィックの負荷が問題なりました。
ホストのHOSTS.TXTが更新されたときに、SRI-NIC には、すでに別物になっていることもあり、適切に名前解決を行えませんでした。
そのため考え出されたのが名前解決システムのDomain Name System です。
関連項目
- 正引き
- 逆引き
- 名前解決
- DNSにおける名前解決の方法
- DNSサーバ
- DNSゾーン転送
- DNSラウンドロビン
- DNSレコードの種類
- Fully Qualified Domain Name (FQDN)
- DNS Security Extensions
- ロードバランサ
- ロードバランス
- hosts
- IPアドレス
- 仮想IPアドレス