「ローダブルカーネルモジュール」の版間の差分
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2015年3月20日 (金) 22:19時点における版
ローダブルカーネルモジュール (Loadable Kernel Module, LKM)とは、OSのカーネルを拡張するコード(プログラム)のオブジェクトファイルです。Linux や FreeBSD などの Unix 系 OS で機能の拡張に利用されます。
読み方
- ローダブルカーネルモジュール
- ろーだぶる かーねる もじゅーる
- Loadable Kernel Module
- ろーだぶる かーねる もじゅーる
- LKM
- えるけーえむ
概要
ローダブルカーネルモジュール の機能がない場合、カーネル の機能追加は、カーネルの再構築(リコンパイル)と再起動が必要になります。
ローダブルカーネルモジュール を利用する場合、カーネル の再構築が不要で、動的にカーネルモジュールをロードできるため、再起動も不要です。
Linuxのカーネルモジュール は、 /lib/modules ディレクトリの下にバージョンごとに置かれます。
$ ls /lib/modules/ -1 2.6.32-220.17.1.el6.x86_64/ 2.6.32-220.el6.x86_64/ 2.6.32-358.14.1.el6.x86_64/ 2.6.32-358.18.1.el6.x86_64/ 2.6.32-358.6.1.el6.x86_64/
$ file /lib/modules/2.6.32-358.18.1.el6.x86_64/kernel/fs/nfs/nfs.ko /lib/modules/2.6.32-358.18.1.el6.x86_64/kernel/fs/nfs/nfs.ko: ELF 64-bit LSB relocatable, x86-64, version 1 (SYSV), not stripped
拡張子
- .ko (kernel object)