「暗号解読」の版間の差分

提供: セキュリティ
移動: 案内検索
行1: 行1:
<!--
 
vim: filetype=mediawiki
 
-->
 
 
 
[[暗号解読]] (Cryptanalysis) は、[[暗号]]を解読することです。
 
[[暗号解読]] (Cryptanalysis) は、[[暗号]]を解読することです。
  
読み方
+
'''読み方'''
 
+
 
;[[暗号解読]]:あんごうかいどく
 
;[[暗号解読]]:あんごうかいどく
 +
;Cryptanalysis:くりぷとあなりしす
  
 
__TOC__
 
__TOC__
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 +
[[暗号]]を解読する方法は、いくつか存在します。
 +
* 考えられる組み合わせをすべて試してみる方法
 +
* ハードウェアの特性を使用した攻撃
 +
* 数学的に解を求める方法
 +
* アルゴリズムの不備をつく攻撃
 +
 +
8文字の[[パスワード]] かつ 32bit のエントロピーを持つ場合、50% の確立で突破するには、約30億回の総当たりが必要となります。
  
 
== ブロック暗号の解読法 ==
 
== ブロック暗号の解読法 ==
  
* Brute Force Method
+
* Brute Force Method ([[総当り攻撃]])
 
** 鍵の候補をしらみつぶしに試す方法。
 
** 鍵の候補をしらみつぶしに試す方法。
 
** [[辞書攻撃]]
 
** [[辞書攻撃]]
行24: 行27:
 
** [[差分解読法]]
 
** [[差分解読法]]
 
** [[線形解読法]]
 
** [[線形解読法]]
 +
* [[サイドチャンネル攻撃]]
  
 
共通鍵ブロック暗号は、鍵を頻繁に交換しない場合や長い平文を分割し、暗号化した場合に解読されやすい状況となってしまいます。直前の暗号文をフィードバックさせて、平文と排他的論理和をとったものを暗号化するなどの工夫により、暗号強度を増すことができます。
 
共通鍵ブロック暗号は、鍵を頻繁に交換しない場合や長い平文を分割し、暗号化した場合に解読されやすい状況となってしまいます。直前の暗号文をフィードバックさせて、平文と排他的論理和をとったものを暗号化するなどの工夫により、暗号強度を増すことができます。
  
== インストール ==
+
== Brute Force 方式 ==
 +
* [[全数探索攻撃]] (Brute Force Attack)
 +
* [[誕生日攻撃]] (Birthday Attack)
 +
* [[辞書攻撃]] (Dictionary Attack)
 +
 
 +
== Short Cut 方式 ==
 +
* [[暗号文単独攻撃]]
 +
* [[既知平文攻撃]]
 +
* [[選択平文攻撃]]
 +
* [[選択暗号文攻撃]]
  
 
== 使い方 ==
 
== 使い方 ==
 +
* [[パスワードクラック]]
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
 
* [[暗号]]
 
* [[暗号]]
 
* [[総当たり攻撃]]
 
* [[総当たり攻撃]]
 +
* [[探索空間]]
 +
* [[パスワードクラック]]
 +
<!--
 +
vim: filetype=mediawiki
 +
-->

2013年10月6日 (日) 18:17時点における版

暗号解読 (Cryptanalysis) は、暗号を解読することです。

読み方

暗号解読
あんごうかいどく
Cryptanalysis
くりぷとあなりしす

概要

暗号を解読する方法は、いくつか存在します。

  • 考えられる組み合わせをすべて試してみる方法
  • ハードウェアの特性を使用した攻撃
  • 数学的に解を求める方法
  • アルゴリズムの不備をつく攻撃

8文字のパスワード かつ 32bit のエントロピーを持つ場合、50% の確立で突破するには、約30億回の総当たりが必要となります。

ブロック暗号の解読法

共通鍵ブロック暗号は、鍵を頻繁に交換しない場合や長い平文を分割し、暗号化した場合に解読されやすい状況となってしまいます。直前の暗号文をフィードバックさせて、平文と排他的論理和をとったものを暗号化するなどの工夫により、暗号強度を増すことができます。

Brute Force 方式

Short Cut 方式

使い方

関連項目