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C:\Users\foo>runas /? | C:\Users\foo>runas /? | ||
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C:\> runas /user:administrator@example.com cmd.exe | C:\> runas /user:administrator@example.com cmd.exe | ||
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2013年5月1日 (水) 17:27時点における版
Windows の runas (RunAs) は、ユーザがプログラムを実行するときに、ユーザ権限を指定してコマンドを実行するツールです。
読み方
- runas
- らんあず
概要
Windows の runas (RunAs) は、ユーザがプログラムを実行するときに、ユーザ権限を指定してコマンドを実行するツールです。Unixにおけるsudoコマンドのようなものです。
インストール
Windows にデフォルトで用意されちるコマンドです。
使い方
C:\Users\foo>runas /? RUNAS 使用法: RUNAS [ [/noprofile | /profile] [/env] [/savecred | /netonly] ] /user:<ユーザー名> プログラム RUNAS [ [/noprofile | /profile] [/env] [/savecred] ] /smartcard [/user:<ユーザー名>] プログラム RUNAS /trustlevel:<信頼レベル> プログラム /noprofile ユーザーのプロファイルを読み込まないように指定します。 この結果、アプリケーションをより速く読み込むことができま すが、一部のアプリケーションが正しく動作しない可能性があ ります。 /profile ユーザーのプロファイルを読み込むように指定します。 これは既定値です。 /env ユーザーの環境ではなく、現在の環境を使用する場合に使います /netonly 指定された資格情報をリモート アクセスのみで使用する場合に 使います。 /savecred ユーザーが以前に保存した資格情報を使います。 このオプションは Windows 7 Home Edition または Windows 7 St arter Edition では使用できません Edition では利用できないので無視されます。 /smartcard 資格情報がスマート カードから提供される場合に使います。 /user <ユーザー名> の形式は、"ユーザー@ドメイン" または "ドメイン\ユーザー" です /showtrustlevels /trustlevel に対して引数として使用できるレベルを表示し ます。 /trustlevel <レベル> は /showtrustlevels に列挙されているレベルの いずれかです。 プログラム 実行可能なコマンドラインです。下の例を参照してください。 例: > runas /noprofile /user:mymachine\administrator cmd > runas /profile /env /user:mydomain\admin "mmc %windir%\system32\dsa.msc" > runas /env /user:user@domain.microsoft.com "notepad \"my file.txt\"" 注意: 要求されたときのみ、ユーザーのパスワードを入力してください。 注意: /profile は /netonly と互換性がありません。 注意: /savecred は /smartcard と互換性がありません。 C:\Users\foo>
C:\> runas /user:administrator@example.com cmd.exe