「Hypertext Transfer Protocol」の版間の差分

2014年2月20日 (木) 22:11時点における版

Hypertext Transfer Protocol(HTTP)とは、Webサーバとクライアント(ブラウザ)が通信するときに使う通信プロトコルです。HTML文書や文書に関連付けられた画像、音声、動画などを含めてやり取りできます。

読み方

Hypertext Transfer Protocol: はいぱーてきすととらんすふぁーぷろとこる
HTTP: えいちてぃーてぃーぴー

1 概要
2 HTTPプロトコル
3 メソッド
4 HTTPのリクエストとレスポンス
5 HTTPヘッダフィールド
- 5.1 リクエストヘッダ
- 5.2 レスポンスヘッダ
6 セキュリティ
- 6.1 脆弱性対策
- 6.2 認証
  - 6.2.1 Basic認証
  - 6.2.2 Digest認証
7 インストール
8 使い方
9 関連項目

概要

HTML や XML で記述されたハイパーテキストの転送を主な目的としています。テキスト以外に、バイナリ形式のデータも扱えます。

トランスポートプロトコルとして、TCPを利用します。 HTTPは、サーバ/クライアントモデルで、リクエストレスポンス型のプロトコルです。

World Wide Web におけるWebページのリソースは、Uniform Resource Identifierによって指定します。 HTTP を使用してリソースにアクセスする場合には、 http: を先頭につけた URL を使用します。

http://www.example.co.jp/index.html

HTTP の規格には、以下のバージョンがあります。

HTTP/1.0 RFC 1945
HTTP/1.1 RFC 2616
HTTP/2.0 ドラフト

主な仕様を以下に示します。

デフォルトでは、ポート番号 80 を使います。
ステートレスなプロトコルです。
ステートレスなプロトコルであるため、Cookieを利用してセッションを維持できます。
プロキシを利用できます。

HTTPプロトコル

HTTP/1.0 で index.html を取得する場合には、以下のリクエストを送信します。

GET /index.html HTTP/1.0

HTTP/1.1 で index.html を取得する場合には、以下のリクエストを送信します。

GET /index.html HTTP/1.1
Host: foo.com

メソッド

メソッド	HTTP/0.9	HTTP/1.0	HTTP/1.1
GET	o	o	o
POST		o	o
PUT		△	o
HEAD		o	o
DELETE		△	o
OPTION			o
TRACE			o
CONNECT			o

HTTPのリクエストとレスポンス

HTTPリクエスト

ウェブブラウザ(Webクライアント) などからWebサーバーへのリクエストをいいます。

Webサーバからウェブブラウザ(Webクライアント)などへのレスポンスです。

HTTPヘッダフィールド

ヘッダの各要素は、フィールド名と内容で構成されます。

フィールド名: 内容

例えば、Host ヘッダは、以下のように表します。

Host: foo.com

リクエストヘッダ

HTTPリクエストヘッダー

レスポンスヘッダ

HTTPレスポンスヘッダー

セキュリティ

脆弱性対策

有効なセキュリティに関するHTTPヘッダ

認証

Basic認証

HTTP/1.1では、Basic認証が定義されています。単純な認証機能を提供します。

Digest認証

Digest認証は、Basic認証を発展した認証機能を提供します。

インストール

Apache HTTP Server

使い方

Apache HTTP Server

@@ 行1: / 行1: @@
-<!--
-vim: filetype=mediawiki
--->
-[[Hypertext Transfer Protocol]]([[Hypertext_Transfer_Protocol|HTTP]])とは、[[Webサーバ]]とクライアント([[ブラウザ]])が通信するときに使う[[通信プロトコル]]です。[[HyperText Markup Language|HTML]]文書や文書に関連付けられた画像、音声、動画などを含めてやり取りできます。
+[[Hypertext Transfer Protocol]]([[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]])とは、[[Webサーバ]]とクライアント([[ブラウザ]])が通信するときに使う[[通信プロトコル]]です。[[HyperText Markup Language|HTML]]文書や文書に関連付けられた画像、音声、動画などを含めてやり取りできます。
-読み方
+'''読み方'''
+;[[Hypertext Transfer Protocol]]: はいぱーてきすと とらんすふぁー ぷろとこる
-はいぱーてきすと とらんすふぁー ぷろとこる
+;[[Hypertext Transfer Protocol|HTTP]]: えいちてぃーてぃーぴー
-HTTP えいちてぃーてぃーぴー
 __TOC__
 == 概要 ==
 [[HyperText Markup Language|HTML]] や [[XML]] で記述された[[ハイパーテキスト]]の転送を主な目的としています。テキスト以外に、バイナリ形式のデータも扱えます。
@@ 行20: / 行14: @@
 HTTPは、サーバ/クライアントモデルで、リクエストレスポンス型のプロトコルです。
-[[World_Wide_Web]] におけるWebページのリソースは、[[Uniform_Resource_Identifier]]によって指定します。
+[[World Wide Web]] におけるWebページのリソースは、[[Uniform Resource Identifier]]によって指定します。
-HTTP を使用してリソースにアクセスする場合には、 http: を先頭につけた [[Uniform_Resource_Locator|URL]] を使用します。
+HTTP を使用してリソースにアクセスする場合には、 http: を先頭につけた [[Uniform Resource Locator|URL]] を使用します。
   http://www.example.co.jp/index.html
@@ 行29: / 行23: @@
 * HTTP/1.0 [[RFC]] 1945
 * HTTP/1.1 [[RFC]] 2616
-* [[HTTP_2.0|HTTP/2.0]] ドラフト
+* [[HTTP 2.0|HTTP/2.0]] ドラフト
 主な仕様を以下に示します。
@@ 行39: / 行33: @@
 == HTTPプロトコル ==
 HTTP/1.0 で index.html を取得する場合には、以下のリクエストを送信します。
   GET /index.html HTTP/1.0
 HTTP/1.1 で index.html を取得する場合には、以下のリクエストを送信します。
   GET /index.html HTTP/1.1
   Host: foo.com
 == メソッド ==
 {| class="wikitable"
 	! メソッド
@@ 行99: / 行89: @@
 == HTTPのリクエストとレスポンス ==
 * [[HTTPリクエスト]]
 : [[ウェブブラウザ]](Webクライアント) などから[[Webサーバー]]へのリクエストをいいます。
@@ 行110: / 行99: @@
 == HTTPヘッダフィールド ==
 ヘッダの各要素は、フィールド名と内容で構成されます。
@@ 行120: / 行108: @@
 === リクエストヘッダ ===
 * [[HTTPリクエストヘッダー]]
 === レスポンスヘッダ ===
 * [[HTTPレスポンスヘッダー]]
 == セキュリティ ==
 === 脆弱性対策 ===
 * [[有効なセキュリティに関するHTTPヘッダ]]
 === 認証 ===
 ==== Basic認証 ====
 [[HTTP/1.1]]では、[[Basic認証]]が定義されています。
 単純な認証機能を提供します。
 ==== Digest認証 ====
 [[Digest認証]]は、[[Basic認証]]を発展した認証機能を提供します。
 == インストール ==
+* [[Apache HTTP Server]]
-* [[Apache_HTTP_Server]]
 == 使い方 ==
+* [[Apache HTTP Server]]
-* [[Apache_HTTP_Server]]
 == 関連項目 ==
+* [[Apache HTTP Server]]
-* [[Apache_HTTP_Server]]
+{{http}}
-* [[HTTPS]]
+<!-- vim: filetype=mediawiki -->
-* [[HTTP cookie]]
-* [[Tranport_Layer_Security]]
-* [[HyperText_Markup_Language]] ([[HyperText Markup Language|HTML]])