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2013年7月26日 (金) 00:41時点における版
VXLAN ( Virtual eXtensible Local Area Network ) とは、データーセンター などの大規模ネットワーク上でレイヤー2 (L2) のマルチテナント環境を実現するための技術の1つです。VLAN の課題を解決するためのプロトコルです。
読み方
- VXLAN
- ぶい えっくす らん
- Virtual eXtensible Local Area Network
- ばーちゃる えくすてんしぶる ろーかる えりあ ねっとわーく
概要
VXLAN ( Virtual eXtensible Local Area Network ) とは、データーセンター などの大規模ネットワーク上でレイヤー2 (L2) のマルチテナント環境を実現するための技術の1つです。
マルチテナントとは、物理サーバーやネットワーク機器などのリソースを論理的に分割して、複数の組織のシステムで共有するための環境です。
VLAN の数に限界があります。 IEEE 802.1Q では、1つの レイヤー2ネットワーク上には 4094 個 VLAN しか作成できません。 大規模なデーターセンターでは、もっと大量の論理ネットワークが求められます。
そのような課題に対処するために VXLAN のプロトコルが考えられました。 2012年では、ドラフトベースで実装が進みました。
VXLAN は、イーサーネットフレーム をカプセル化することで、レイヤー3 (L3) ネットワーク上に、論理的な レイヤー2 ネットワークを構築できるトンネリングプロトコルです。
各論理ネットワーク(テナント)の識別には、 24ビットの VXLAN Network Identifier (VNI) という ID を使用します。 最大で 1677万以上の レイヤー2ネットワークを作成できます。
実装
- VMware vSphere
- Cisco Nexus 1000V