「Aircrack-ng」の版間の差分

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2013年7月27日 (土) 10:45時点における版

Aircrack-ng とは、 キャプチャした十分なデータからキーを復元できる 802.11 WEPWPA-PSK キーのクラッキングプログラムです。

読み方

Aircrack-ng
えあ くらっく えぬじー

概要

標準的な FMS アタック に加えて、KoreK アタック、まったく新しい PTW アタックなどの最適化を加えて、実装しています。 これにより、ほかの WEP クラッキングツールと比較して、高速に攻撃できます。

配布形態

以下の形式で配布されています。

インストール

Kali Linux

  • Kali Linux では、デフォルトでインストールされています。

FreeBSDにインストールする場合

ports コレクションからインストールする場合

cd /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng
sudo make install clean

pkgコマンドでインストールする場合

sudo pkg install aircrack-ng

portmasterコマンドでインストールする場合

sudo portmaster -y -d /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng

portinstallコマンドでインストールする場合

sudo portinstall /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng

コマンド

使い方

無線LANデバイスの状態を確認する

airmon-ng コマンドで インターフェースの状態を調べます。

root@kali:~# airmon-ng
 
 
Interface	Chipset		Driver
 
wlan0		Ralink RT2870/3070	rt2800usb - [phy0]

モニターモードのネットワークアダプタをスタートする

airmon-ng コマンドで、モニターモードのネットワークアダプタを有効にします。 mon0 が作成されます。

root@kali:~# airmon-ng start wlan0
 
 
Found 3 processes that could cause trouble.
If airodump-ng, aireplay-ng or airtun-ng stops working after
a short period of time, you may want to kill (some of) them!
-e 
PID	Name
2571	NetworkManager
6667	dhclient
6989	wpa_supplicant
 
 
Interface	Chipset		Driver
 
wlan0		Ralink RT2870/3070	rt2800usb - [phy0]
				(monitor mode enabled on mon0)

もう一度、インターフェースの状態を確認します。 wlan0 に加え、 mon0 が確認できました。

root@kali:~# airmon-ng
 
 
Interface	Chipset		Driver
 
wlan0		Ralink RT2870/3070	rt2800usb - [phy0]
mon0		Ralink RT2870/3070	rt2800usb - [phy0]

関連項目