「iptables のテーブル」の版間の差分
提供: セキュリティ
(相違点なし)
|
2013年8月17日 (土) 17:34時点における版
iptables のテーブルの種類について説明します。
概要
iptables では、フィルタリングする対象を選ぶ「テーブル」があり、各テーブルごとに、設定のタイミングを示す「チェイン」で構成されます。
フィルターテーブルは、パケットの入力と出力を制御します。
NAT テーブルは、パケットの書き換えを行えます。ネットワークアドレス変換 や IPマスカレード で利用されます。
テーブル
フィルタリング用フィルターテーブル
- FORWARD
- フォワードするパケット。IPフォワーディング の設定です。インターフェース をまたぐ際に利用します。
- INPUT
- 受信するパケット。
- OUTPUT
- 送信するパケット
アドレス変換NATテーブル
- PREROUTING
- 送信時に変換するチェイン
- POSTROUTING
- 受信時に変換するチェイン
- OUTPUT
- 送信するパケット