「iptables DNSを許可する」の版間の差分
提供: セキュリティ
(相違点なし)
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2013年8月17日 (土) 19:32時点における版
iptables でポートをいろいろ塞ぐと DNS 問い合わせをブロックしてしまうことがあります。
概要
DNS 問い合わせは、UDP が利用されます。 そのため、iptables で domain (53ポート) の通信を許可しないと、外部のDNS サーバーを利用した 名前解決 ができなくなります。
使い方
ここでの前提は、iptables を設定するホストが Domain Name System のサーバーとして機能するのではなく、DNS のクライアントとして動作する、ということです。
iptables の下記設定を追加します。
-A INPUT -p udp --sport 53 -j ACCEPT -A OUTPUT -p udp --dport 53 -j ACCEPT
UDP トラフィックをすべて遮断し、 53 だけ許す例です。
-A INPUT -p udp --sport 53 -j ACCEPT -A OUTPUT -p udp --dport 53 -j ACCEPT -A INPUT -p udp -j DROP -A OUTPUT -p udp -j DROP