「chkconfig」の版間の差分
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(相違点なし)
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2013年9月7日 (土) 23:34時点における版
chkconfig とは、システムサービスのランベルの情報の確認や更新をするためのコマンドです。
読み方
- chkconfig
- ちぇっく こんふぃぐ
目次
概要
ランレベル によって、起動されるサービスが違います。 ランレベルごとにディレクトリ ( /etc/rc.d/rc?.d ) があります。 各ランレベルのディレクトリには、起動スクリプトへのシンボリックリンクがあります。 システム管理者は、 /etc/rc.d ディレクトリのシンボリックリンクを 直接操作せず、 chkconfig を通して、操作します。
使い方
すべてのシステムサービスを表示する
$ chkconfig NetworkManager 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off acpid 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off atd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off auditd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off autofs 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off avahi-daemon 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off blk-availability 0:off 1:on 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off bluetooth 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off cpuspeed 0:off 1:on 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off crond 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off cups 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off dnsmasq 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off 省略
特定のサービスだけを表示する
$ chkconfig --list iptables iptables 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
サービスをon / off する
この例では、iptables を on にします。
$ chkconfig iptables on
この例では、iptables を off にします。
$ chkconfig iptables on
デフォルトでは、on/off の設定は、ランレベル 3,4,5 に影響があります。 reset は、すべてのランレベル に効力を発揮します。
ランレベル を指定する場合は、 --level オプションを使用します。
chkconfig --level 5 iptalbe on
ランレベル 3 と 5 を指定する場合には、35 となります。
chkconfig --level 35 iptalbe on
reset は、起動スクリプト内に記述されているデフォルトの設定を使用します。
chkconfig iptables reset
サービスを追加する
$ chkconfig --add foo
サービスを削除する
$ chkconfig --del foo