「LXC」の版間の差分
提供: セキュリティ
(相違点なし)
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2013年12月6日 (金) 22:53時点における版
LXC (Linux Containers)とは、1つのコントロールホストの上で、複数の隔離されたLinuxシステム(コンテナ)を実行する OSレベルの仮想化です。LNXは、個別のプロセス空間とネットワーク空間を持ちます。FreeBSDにおけるjailのLinux版として捉えられます。
読み方
- LXC
- えるえっくすしー
- Linux Containers
- りなっくす こんていなーず
概要
LXCは、Linuxカーネル 2.6.29 から利用できます。
Linuxカーネル 3.0.0 では、コンテナに対するセキュリティ対策が不十分です。コンテナ内のroot権限で、ホストを操作できる穴があります。
インストール
Ubuntu/Debianにインストールする場合
apt-get コマンドでインストールする場合です。
sudo apt-get install lxc
セットアップ
- /etc/init/lxc-net.conf
- /etc/init/lxc.conf
- /usr/share/doc/lxc/examples
sudo mkdir /srv/lxclib /srv/lxccache sudo rm -rf /var/lib/lxc /var/cache/lxc sudo ln -s /srv/lxclib /var/lib/lxc sudo ln -s /srv/lxccache /var/cache/lxc
もしくは、bind mount を使用します。
sudo mkdir /srv/lxclib /srv/lxccache sudo sed -i '$a \ /srv/lxclib /var/lib/lxc none defaults,bind 0 0 \ /srv/lxccache /var/cache/lxc none defaults,bind 0 0' /etc/fstab sudo mount -a
使い方
-t は、テンプレート名を指定します。
sudo lxc-create -t ubuntu -n c1
/usr/lib/lxc/templates/lxc-テンプレート名 のファイルが参照されます。
-n は、作成する環境の名前です。
コンテナのリストは、lxc-listコマンドで表示します。
sudo lxc-list
コンテナを起動するには、lxc-startコマンドを使用します。
sudo lxc-start -n c1
コンテナのシャットダウンには、lxc-shutdownコマンドを使用します。
sudo lxc-shutdown -n c1
強制的にコンテナを終了させる場合には、lxc-stopコマンドを使用します。
sudo lxc-stop -n c1
コンテナは、 /var/lib/lxc/コンテナ名 で作られます。
コンテナのイメージを削除する場合は、 lxc-destroyコマンドを使用します。
sudo lxc-destroy -n c1
sudo lxc-create -t ubuntu -n CN
sudo lxc-create -t ubuntu -n oneiric1 -- -r oneiric