「ECDSA」の版間の差分
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2014年4月29日 (火) 12:55時点における版
ECDSA (Elliptic Curve Digial Signature Algorithm, Elliptic Curve DSA, 楕円曲線DSA)とは、デジタル署名アルゴリズムの1つです。Digital Signature Algorithm(DSA,DSS)の改良版にあたります。
読み方
- ECDSA
- いーしー でぃーえすえー
- Elliptic Curve Digial Signature Algorithm
- えりぷてぃっく かーぶ でじたる しぐねちゃ あるごりずむ
- Elliptic Curve DSA
- えりぷてぃっく かーぶ でじたる でぃーえすえー
- 楕円曲線DSA
- いーしー でぃーえすえー
概要
ECDSAでは、楕円曲線上(だえんきょくせんじょう)の離散対数問題(りさんたいすうもんだい)の困難性を利用したデジタル署名の方式です。
RSA署名, DSAと比較し、鍵長が短く、少ない計算量で同等の安全性を確保できるため、鍵長が長くなるほど、RSA署名やDSAよりも処理性能が高くなります。
署名アルゴリズム | RSA署名 | DSA | ECDSA |
---|---|---|---|
鍵長 | 2048bit | 2048bit | 224bit |
署名長 | 2048bit | 4096bit | 448bit |