「SPDY」の版間の差分
提供: セキュリティ
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== インストール == | == インストール == |
2014年11月2日 (日) 15:47時点における版
SPDY とは、HTTP 2.0の起草になった通信プロトコルです。
読み方
- SPDY
- すぴーでぃー, えすぴーでぃーわい
概要
- SPDYは、バイナリプロトコルであるため、HTTPヘッダデータのサイズを小さくできます。
- ストリームベースの多重化により、GETに対して、コンテンツを複数並列で返すことができます。
- コンテンツをブラウザにキャッシュし、ヒットしないときだけサーバに取りに行きます。
SPDYの環境
SPDYを使用するには、SPDYに対応したWebサーバとウェブブラウザが必要です。 ChromeやFirefoxなどのブラウザは、SPDYに対応しています。 Apache HTTP Serverは、 Apache mod spdyを組み込むことで利用できます。
SPDYに対応しているWebサーバ, プロキシ を挙げます。
- Apache HTTP Server(httpd) - Apache mod spdy
- Apache Traffic Server(ATS), プロキシ
- node.js spdyモジュール
- sudo node install -g spdy
- node.jsでSPDY対応ウェブサーバ
- nginx
- nginx 1.6ではSPDY 3.1に対応
SPDYに対応したサーバにコマンドラインでアクセスする方法
SPDYに対応したサーバにコマンドでアクセスするには、spdylayで提供されるspdycatを利用します。curlコマンドライクにアクセスできます。
$ spdycat https://www.google.com/ $ spdycat -v https://www.google.com/