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2015年3月14日 (土) 19:08時点における版
チェックサム (check sum)とは、誤り検出符号で、データを送受信する際の誤りを検出する方法の1つです。送信者と受信者で、データに対してチェックサムを求める計算を行い、チェックサムが一致すれば、正しくデータが送信できたことになります。
読み方
- チェックサム
- ちぇっくさむ
- check sum
- ちぇっくさむ
概要
チェックサムは、さまざまなコマンドで計算できます。
チェックサムを計算する方法
Unixでチェックサムを計算には、cksumコマンドを使用します。
$ cksum /bin/ls 993622937 30208 /bin/ls
OpenSSLコマンドのdgstコマンドを使用して、チェックサムを計算できます。
$ openssl dgst /bin/ls MD5(/bin/ls)= bf0d29a02c4a797418010404ff498ce3
MD5やSHA-1/SHA-2系のコマンドを使用して、チェックサムを計算できます。 FreeBSDの場合は、md5やsha1コマンドを使用します。
$ md5 /bin/ls MD5 (/bin/ls) = bf0d29a02c4a797418010404ff498ce3 $ sha1 /bin/ls SHA1 (/bin/ls) = 22e46e8e1fbd3a31e3192cc4d497d4ef6cdfb3a7 $ sha256 /bin/ls SHA256 (/bin/ls) = 70626c74c2f11740d20e205daf441ae2467ab96e732b87d5012ac2f6d1ac3c9e
Linux の場合は、md5sumやsha1sumなどを使用します。
FreeBSDやLinuxなど異なるOSをまたいで処理をしないといけない場合は、OpenSSLコマンドで実施するのがお勧めです。