「OWASP Zed Attack Proxy」の版間の差分
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2015年3月22日 (日) 17:48時点における最新版
OWASP Zed Attack Proxy(ZAP, zaproxy) とは、OWASPが提供しているオープンソースの脆弱性診断検査ツールです。
読み方
- OWASP Zed Attack Proxy
- おわすぷ ぜっど あたっく ぷろきし
- ZAP
- ざっぷ
- zaproxy
- ざっぷろきし
概要
Zed Attack Proxy(ZAP)は、Webアプリケーションの脆弱性の発見のために簡単に使える統合型ペネトレーションテストツールです。
ZAPの特徴
- Java
- Paros をベースに開発されました。
- アドオンで機能追加できます。
用語
コンテキスト
- 複数のURLをまとめたもの
スコープ
- その時点で、処理する対象とするアプリケーションのセット
機能
モード
- Safe mode
- 危険な操作ができなくなります。
- Protected mode
- スコープで定義されたURLに対してのみ、危険な操作ができます。
- Standard mode
- 標準モードです。
- ATTACK mode
- バックグラウンド実行で、新しいページを検出し、スキャン対象であれば、アクティブスキャンを実行します。
OS
Windows, Linux, Mac OS X で利用できます。
インストール
Kali Linuxでは、デフォルトでインストールされています。 下記サイトからダウンロードできます。
- https://sourceforge.net/projects/zaproxy/files/
- https://code.google.com/p/zaproxy/wiki/Downloads?tm=2
ソースコード
google code の終了に伴って、githubへ移行される見込みです。
使い方
ターミナルで zaproxy コマンドを実行すれば、アプリケーションが起動します。
$ zaproxy