Aircrack-ng
提供: セキュリティ
スポンサーリンク
Aircrack-ng とは、 キャプチャした十分なデータからキーを復元できる 802.11 WEP と WPA-PSK キーのクラッキングプログラムです。
読み方
- Aircrack-ng
- えあ くらっく えぬじー
目次
概要
標準的な FMS アタック に加えて、KoreK アタック、まったく新しい PTW アタックなどの最適化を加えて、実装しています。 これにより、ほかの WEP クラッキングツールと比較して、高速に攻撃できます。
配布形態
以下の形式で配布されています。
インストール
Kali Linux
- Kali Linux では、デフォルトでインストールされています。
FreeBSDにインストールする場合
ports コレクションからインストールする場合
cd /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng sudo make install clean
pkgコマンドでインストールする場合
sudo pkg install aircrack-ng
portmasterコマンドでインストールする場合
sudo portmaster -y -d /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng
portinstallコマンドでインストールする場合
sudo portinstall /usr/ports/net-mgmt/aircrack-ng
コマンド
使い方
無線LANデバイスの状態を確認する
airmon-ng コマンドで インターフェースの状態を調べます。
root@kali:~# airmon-ng Interface Chipset Driver wlan0 Ralink RT2870/3070 rt2800usb - [phy0]
モニターモードのネットワークアダプタをスタートする
airmon-ng コマンドで、モニターモードのネットワークアダプタを有効にします。 mon0 が作成されます。
root@kali:~# airmon-ng start wlan0 Found 3 processes that could cause trouble. If airodump-ng, aireplay-ng or airtun-ng stops working after a short period of time, you may want to kill (some of) them! -e PID Name 2571 NetworkManager 6667 dhclient 6989 wpa_supplicant Interface Chipset Driver wlan0 Ralink RT2870/3070 rt2800usb - [phy0] (monitor mode enabled on mon0)
もう一度、インターフェースの状態を確認します。 wlan0 に加え、 mon0 が確認できました。
root@kali:~# airmon-ng Interface Chipset Driver wlan0 Ralink RT2870/3070 rt2800usb - [phy0] mon0 Ralink RT2870/3070 rt2800usb - [phy0]
Aircrack-ng のフロントエンドや自動化スクリプト
Aircrack-ng の GUI フロントエンドや自動化スクリプトを使うことで、より簡単に無線LANのパスワードクラックが行えます。
関連項目
ツイート
スポンサーリンク