arp
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arp とは、Windows や Unix で使用される Address Resolution Protocol (ARP) キャッシュを操作するためのコマンドです。
読み方
- arp
- あーぷ
概要
arp コマンドは、カーネル の ARPキャッシュ を操作します。 主要なオプションは、アドレスマッチングエントリーのクリアやエントリの手動のセットアップです。 デバッギングの目的では、arp プログラムは、ARPキャッシュ の完全なダンプが可能です。
インストール
使い方
arp コマンドでARPキャッシュ を表示する例です。
$arp Address HWtype HWaddress Flags Mask Iface 192.168.60.2 ether 00:50:56:11:11:11 C eth1 192.168.60.1 ether 00:50:56:11:00:12 C eth1
CentOS の arp コマンドのオプションです。
Usage: arp [-vn] [<HW>] [-i <if>] [-a] [<hostname>] <-Display ARP cache arp [-v] [-i <if>] -d <hostname> [pub][nopub] <-Delete ARP entry arp [-vnD] [<HW>] [-i <if>] -f [<filename>] <-Add entry from file arp [-v] [<HW>] [-i <if>] -s <hostname> <hwaddr> [temp][nopub] <-Add entry arp [-v] [<HW>] [-i <if>] -s <hostname> <hwaddr> [netmask <nm>] pub <-''- arp [-v] [<HW>] [-i <if>] -Ds <hostname> <if> [netmask <nm>] pub <-''- -a display (all) hosts in alternative (BSD) style -e display (all) hosts in default (Linux) style -s, --set set a new ARP entry -d, --delete delete a specified entry -v, --verbose be verbose -n, --numeric don't resolve names -i, --device specify network interface (e.g. eth0) -D, --use-device read <hwaddr> from given device -A, -p, --protocol specify protocol family -f, --file read new entries from file or from /etc/ethers <HW>=Use '-H <hw>' to specify hardware address type. Default: ether List of possible hardware types (which support ARP): strip (Metricom Starmode IP) ash (Ash) ether (Ethernet) tr (16/4 Mbps Token Ring) tr (16/4 Mbps Token Ring (New)) ax25 (AMPR AX.25) netrom (AMPR NET/ROM) rose (AMPR ROSE) arcnet (ARCnet) dlci (Frame Relay DLCI) fddi (Fiber Distributed Data Interface) hippi (HIPPI) irda (IrLAP) x25 (generic X.25) infiniband (InfiniBand)
Windows の arp コマンドのオプションです。
C:\Users\foo>arp アドレス解決プロトコル (ARP) で使用される、IP アドレスから物理アドレスへの変換 テーブルを表示および変更します。 ARP -s inet_addr eth_addr [if_addr] ARP -s inet_addr eth_addr [if_addr] ARP -a [inet_addr] [-N if_addr] [-v] -a 現在のプロトコル データを参照し、現在の ARP エントリを表示しま す。inet_addr が指定されている場合は、指定されたコンピューター のみの IP アドレスと物理アドレスが表示されます。2 つ以上のネット ワーク インターフェイスが ARP を使用する場合は、各 ARP テーブル のエントリが表示されます。 -g -a と同じです。 -v 現在の ARP エントリを詳細モードで表示します。すべての無効なエン トリとループバック インターフェイスのエントリが表示されます。 inet_addr インターネット アドレスを指定します。 -N if_addr if_addr で指定されたネットワーク インターフェイスの ARP エントリ を表示します。 -d inet_addr で指定されたホストを削除します。inet_addr にワイルド カードを使用すると、すべてのホストを削除できます。 -s ホストを追加し、インターネット アドレス inet_addr を物理アドレス eth_addr に関連付けます。物理アドレスは、ハイフンで区切られた 6 個の 16 進数バイトで指定します。このエントリは恒久的です。 eth_addr 物理アドレスを指定します。 if_addr 指定された場合は、アドレス変換テーブルを変更するインターフェイス のインターネット アドレスを指定します。指定がない場合は、最初の 適用可能なインターフェイスが使用されます。 例 : > arp -s 157.55.85.212 00-aa-00-62-c6-09 .... 静的エントリを追加します。 > arp -a .... テーブルを表示します。
ファイル
Linux では、 /proc/net/arp に ARPテーブル の情報を ASCII の形式で保持しています。
関連項目
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