センシティブ情報
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センシティブ情報 (sensitive information, センシティブインフォメーション, 機微情報) とは、プライバシーなどにつながる機微な個人情報です。
読み方
- センシティブ情報
- せんしてぃぶ じょうほう
- 機微情報
- きび じょうほう
- sensitive information
- せんしてぃぶ いんふぉめーしょん
概要
センシティブ情報は、社会的な差別につながるような情報で、慎重な取り扱いが必要です。
センシティブ情報とは、以下の情報をいいます。
- 思想、信条、宗教
- 人種、民族、門地、本籍地、身体、障害、犯罪歴、社会的差別の原因になる事項
- 勤労者の団結権、団体交渉権、団体行動の行為に関する事項
- 集団示威行為への参加、請願権の行使、政治的権利の行使に関する事項
- 保健医療、性生活の特定機微な情報
国籍等(Nationality)は、人種、民族には該当しませんが、法的な決めがありません。
個人情報とセンシティブ情報の違い
センシティブ情報の項目は、上記の通りです。個人情報との違いを明らかにするために、個人情報の例をいくつかあげます。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 顔の写真
- クレジットカードの情報
- など...(詳しくは個人情報のページをご参照ください)
個人情報は、完全に個人を特定できる情報になります。
個人情報は、「個人を特定できる情報」で、センシティブ情報は、「政治的見解、宗教、思想、信条、人種、民族、保健医療、犯罪履歴」といった情報になります。
社員情報の多くはセンシティブ情報です
企業の社員の情報は、センシティブ情報の塊である、といっても差し支えありません。 社員情報には、たとえば、以下のような情報があります。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 家族構成
- 給与、年収
- 人事考課
- 犯罪、了解歴
- 病歴
こうした情報は、他人に知られなくない、知られると差別につながるような、センシティブな情報にあたり、取り扱いには注意が必要です。
関連項目
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