監視カメラ
監視カメラ や防犯カメラとは、防犯、防災、計測、記録を目的として使用されるカメラです。画像や動画を記録します。
読み方
- 監視カメラ
- かんし かめら
目次
概要
監視カメラは、状況を映像で保存するための機器です。防犯目的の防犯カメラとして使用できます。
- 赤外線ライトを搭載しているモデルでは、夜間や真っ暗な環境でも撮影ができます。
- 動作検知機能(モーションディテクタ)、体温検知機能搭載のモデルでは、人や動物を検知し、自動で撮影できます。
なぜ監視カメラを設置するのか
監視カメラは目的には、以下に挙げます。
- 犯罪行為の抑止
- 犯罪行為の証拠の記録
上の2つに矛盾を感じるかもしれませ。 犯罪を抑止するためには、監視カメラの存在を目立たせるようにします。しかし、監視カメラが目立つ場合、設置されていないところへ犯罪を追いやってしまう可能性があります。 監視カメラが目立たたない場合、犯罪を抑止するのが難しくなります。
監視カメラの種類
- 監視カメラ
- クラウド型監視カメラ
- ドライブレコーダー
- ダミーカメラ
- 人感センサー搭載の自動録画監視カメラ、赤外線搭載型
クラウド型監視カメラ
- ネットワークカメラからサーバへ映像を転送し、クラウドにデータを保存する
- クラウド経由でWebブラウザで視聴可能
- クラウドを提供している企業によるが、自然災害時にもデータがデーターセンターの設備に保存されるため、データが失われる確立を低くできます。
ダミーカメラ
ダミーカメラは、犯罪抑止効果を狙ったもので、監視カメラの形をした録画機能を持たないものです。
専門家には、ダミーカメラを見ぬかれる恐れがあり、監視していないことを教えてしまうことにつながります。ダミーカメラと監視カメラを織り交ぜて使用するやり方もあります。
録画のフォーマット
機器によって対応しているフォーマットが異なりますが、録画・画像のデータのフォーマットは、いろいろあります。
- JPEG
- MJPEG
- MPEG4
- H.264
監視カメラの録画時間
いったいどの程度、録画できるのか? 録画可能な長さは、録画する条件によります。
- 画質
- 録画コマ数 / 秒
- 圧縮フォーマット
保存に使用するメディア
録画データを保存するメディアとして、過去では、磁気テープを使用していました。近年では、HDDに保存するシステムが多いです。
ホットスワップ
内蔵HDDが壊れても、録画を中断せずに交換可能(ホットスワップに対応した)な機器もあります。
光ファイバーで給電可能な災害用カメラ
古河電気工業では、光ファイバーで給電し、画像が送電できるシステムを開発しました。光ケーブルでは、10km先の遠隔地に画像が送信できます。
使用例
銀行
ある銀行の支店のカメラは、1日24時間、週7日、撮り続けています。閉店後は、動きが検知された場合(モーションディテクタ)に記録されます。録画データは、支店のHDDに保存されます。平均では、25日毎にデータが上書きされます。
関連項目
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