「有効なセキュリティに関するHTTPヘッダ」の版間の差分

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このページでは、有効なセキュリティに関連する[[HTTPヘッダ]]を紹介します。実際のアプリケーションコードを変更せずに、[[Webサーバ]]の設定で、ヘッダをセットできます。
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このページでは、有効なセキュリティに関連する[[HTTPヘッダ]]を紹介します。実際のアプリケーションコードを変更せずに、[[Webサーバ]]の設定で、ヘッダをセットできます。
 
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| Strict-Transport-Security: max-age=16070400; includeSubDomains
 
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| [[クリックジャッキング]]から保護します。
 
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| [[X-XSS-Protection]]
 
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| このヘッダは、最近の[[ウェブブラウザ]]に組み込まれている [[XSS]] フィルターを有効にします。たいていデフォルトで有効です。このヘッダの役割は、ユーザによって無効になっているときに、特別な[[ウェブサイト]]のために、再度有効にします。
 
| X-XSS-Protection: 1; mode=block
 
| X-XSS-Protection: 1; mode=block
 
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| [[X-Content-Type-Options]]
 
| [[X-Content-Type-Options]]
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| 設定できる値は、 '''nosniff'''  です。[[Internet Explorer]]やGoogle Chromeがコンテンツタイプの定義を無視して、レスポンスのMIME
 
| X-Content-Type-Options: nosniff
 
| X-Content-Type-Options: nosniff
 
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| [[X-Content-Security-Policy]], [[X-WebKit-OSP]]
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| [[X-Content-Security-Policy]], [[Content-Security-Policy]], X-WebKit-OSP
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| script sourceのロード先やeval等の実行を制御します。
 
| X-WebKit-CSP: default-src 'self'
 
| X-WebKit-CSP: default-src 'self'
 
|}
 
|}
 
== インストール ==
 
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
</syntaxhighlight>
 
 
== 使い方 ==
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
</syntaxhighlight>
 
 
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
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* [[Hypertext Transfer Protocol]]
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2015年4月29日 (水) 01:19時点における最新版

このページでは、有効なセキュリティに関連するHTTPヘッダを紹介します。実際のアプリケーションコードを変更せずに、Webサーバの設定で、ヘッダをセットできます。

HTTPヘッダ
えいちてぃーてぃーぴーへっだー

概要

このページでは、有効なセキュリティに関連するHTTPヘッダを紹介します。実際のアプリケーションコードを変更せずに、Webサーバの設定で、ヘッダをセットできます。

セキュリティに関連するHTTPヘッダ一覧
フィールド名 説明
Strict-Transport-Security サーバへの接続にセキュア(HTTP over SSL/TLS)を強制します。cookieや外部リンクを通して、Webアプリケーションセッションの漏洩のバグのインパクトを小さくします。 Strict-Transport-Security: max-age=16070400; includeSubDomains
X-Frame-Options, Frame-Options クリックジャッキングから保護します。

値:

deny 
フレームでは、レンダーしません。
sameorigin 
オリジンとマッチしないときレンダーしません。
allow-from\
URL: URLからロードされたらフレームのレンダーを許可します。
X-Frame-Options: deny
X-XSS-Protection このヘッダは、最近のウェブブラウザに組み込まれている XSS フィルターを有効にします。たいていデフォルトで有効です。このヘッダの役割は、ユーザによって無効になっているときに、特別なウェブサイトのために、再度有効にします。 X-XSS-Protection: 1; mode=block
X-Content-Type-Options 設定できる値は、 nosniff です。Internet ExplorerやGoogle Chromeがコンテンツタイプの定義を無視して、レスポンスのMIME X-Content-Type-Options: nosniff
X-Content-Security-Policy, Content-Security-Policy, X-WebKit-OSP script sourceのロード先やeval等の実行を制御します。 X-WebKit-CSP: default-src 'self'

関連項目