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BitLocker To Go は、置き忘れてしまいがちな USB フラッシュメモリや 外付けハードディス を保護できます。
 
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2つは、システムパーティションとオペレーティングシステム パーティションです。オペレーティングシステム パーティションは、暗号化されてますが、システムパーティションは、暗号化されません。
 
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* 各バージョンの Ultimate, Enterprise エディション, 8 Pro で使用できます。
 
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2016年1月11日 (月) 21:37時点における最新版

WindowsBitLocker とは、データの消失、盗難やハッカーから保護するための機能です。Windows 7 では Ultimate と Enterprise エディションに提供されています。BitLocker は、ドライブ全体を暗号化することにより、ドキュメントやパスワードなどのすべての情報を保護します。

読み方

BitLocker
びっとろっかー

概要

WindowsBitLocker とは、データの消失、盗難やハッカーから保護するための機能です。Windows 7 では Ultimate と Enterprise エディションに提供されています。BitLocker は、ドライブ全体を暗号化することにより、ドキュメントやパスワードなどのすべての情報を保護します。

BitLocker To Go は、置き忘れてしまいがちな USB フラッシュメモリや 外付けハードディス を保護できます。

OS のシステムドライブに対する BitLocker の保護では、トラステッドプラットフォーム (TPM) を暗証番号 (PIN) または、スタートアップキーと一緒に使用する二要素認証がサポートされています。USBフラッシュドライブにを保存するか、TPMだけを使用する一要素認証も利用できます。

暗号鍵

BitLocker を有効にしたパソコンでは、3つの暗号鍵を用いられます。

SRK(ストレージルートキー)
マザーボードのセキュリティチップ トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) に格納される。
VMK(ボリュームマスターキー)
ハードディスクの起動用領域(システムボリューム)に保存される。
FVEK(フルボリューム暗号キー)
OS と データの領域に保存される。
暗号鍵の関係
暗号鍵(1) 暗号鍵(1)を暗号化する鍵(2) 保存場所
SRK なし TPM
VMK SRK システムボリューム
FVEK VMK OSデータボリューム

ドライブのデータは、FVEKで暗号化されています。

復号の手順は以下の通りです。

  • BIOS が トラステッドプラットフォームモジュール(TPM) の SRK を読み込み、システムボリュームのVMKを復号する。
  • 復号したVMKを使用して、 OS とデータが格納されているボリューム内の FVEK を復号する。
  • 復号されたFVEKによってドライブの暗号を復号する。

暗号

暗号化されたディスクは、 3-5% 程度のパフォーマンス低下が見られます。 SSD のTrim 機能に対応しています。

インストール

Windows がインストールされたドライブを暗号化するには、2つのパーティションが必要です。 2つは、システムパーティションとオペレーティングシステム パーティションです。オペレーティングシステム パーティションは、暗号化されてますが、システムパーティションは、暗号化されません。

使用できる Windows

  • 各バージョンの Ultimate, Enterprise エディション, 8 Pro で使用できます。
  • Windows Server は、いずれのエディションでも利用できます。
  • Windows 7
  • Windows 8

関連項目