「Direct Server Return」の版間の差分

提供: セキュリティ
移動: 案内検索
 
行7: 行7:
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
+
'''DSR''' を使わない場合は、このように[[ロードバランサ]](LB)経由でレスポンスが返されます。
DSR を使わない場合は、このように[[ロードバランサ]](LB)経由でレスポンスが返されます。
+
 
<pre>
 
<pre>
 
リクエスト: client -> LB -> Server
 
リクエスト: client -> LB -> Server
行21: 行20:
  
 
LB を毎回経由する場合、LB がボトルネックの原因になります。
 
LB を毎回経由する場合、LB がボトルネックの原因になります。
 
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
* [[LVS]]
+
* LVS
 
* [[Virtual IP address]]
 
* [[Virtual IP address]]
 
* [[ロードバランサ]]
 
* [[ロードバランサ]]

2016年1月15日 (金) 00:38時点における最新版

Direct Server Return (DSR) とは、ロードバランサ を利用している場合に、Virtual IP address (VIP) へのアクセスを物理サーバー(リアルサーバー)に割り振りますが、物理サーバからのレスポンスをロードバランサ経由にせず、物理サーバからダイレクトにクライアントにレスポンスを返す仕組みです。

読み方

Direct Server Return
だいれくと さーばー りたーん
DSR
でぃーえすあーる

概要

DSR を使わない場合は、このようにロードバランサ(LB)経由でレスポンスが返されます。

リクエスト: client -> LB -> Server
レスポンス: client <- LB <- Server

DSR を使用する場合、サーバからクライアントに直接、レスポンスが返ります。

リクエスト: client -> LB -> Server
レスポンス: client <------- Server

LB を毎回経由する場合、LB がボトルネックの原因になります。

関連項目