「Direct Server Return」の版間の差分

2013年9月11日 (水) 21:19時点における版

Direct Server Return (DSR) とは、ロードバランサ を利用している場合に、Virtual IP (VIP) へのアクセスを物理サーバー（リアルサーバー）に割り振りますが、物理サーバからのレスポンスをロードバランサ経由にせず、物理サーバからダイレクトにクライアントにレスポンスを返す仕組みです。

読み方

Direct Server Return

だいれくと さーばー りたーん

DSR

でぃーえすあーる

概要

DSR を使わない場合は、このようにロードバランサ(LB)経由でレスポンスが返されます。

リクエスト: client -> LB -> Server
レスポンス: client <- LB <- Server

DSR を使用する場合、サーバからクライアントに直接、レスポンスが返ります。

リクエスト: client -> LB -> Server
レスポンス: client <------- Server

LB を毎回経由する場合、LB がボトルネックの原因になります。

関連項目

• LVS
• Virtual IP
• ロードバランサ
• ネットワーク