NXビット

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NXビット (No eXecute bit)とは、パソコンの特定のセグメント(メモリ領域)の設定で、実行不可属性です。

読み方

NXビット
えぬえっくす びっと
No eXecute bit
のー いくぜきゅーと びっと

概要

NXビット パソコンにおいてNXビットが有効なセグメントのデータは実行できないこと(実行不可属性)を意味します。CPUNXビット(インテルはXDビット (eXecute Disable) と呼んでいる )をサポートしている場合に、ハードウェア DEP が利用できます。

x86プロセッサの80286以降のCPUでは、セグメントで同様の機能を持っていました。x86系では、コードセグメント、データセグメントとセグメント単位で、メモリ保護をしてきました。

セグメント単位ではなく、ページ単位での実行制御が要求されるようになり、NXビットが用意されました。

OSごとのサポートの状況

Linux

Linuxでは、標準のハードウェアNXをサポートしています。kernel 2.6.8 からサポートしています。

Windows

Windows XP SP2とWindows Server 2003 SP1でNXがサポートされました。 データ実行防止(DEP)で設定できます。

関連項目




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