センシティブ情報

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センシティブ情報 (sensitive information, センシティブインフォメーション, 機微情報) とは、プライバシーなどにつながる機微な個人情報です。

読み方

センシティブ情報
せんしてぃぶ じょうほう
機微情報
きび じょうほう
sensitive information
せんしてぃぶ いんふぉめーしょん

概要

センシティブ情報は、社会的な差別につながるような情報で、慎重な取り扱いが必要です。

センシティブ情報とは、以下の情報をいいます。

  1. 思想、信条、宗教
  2. 人種、民族、門地、本籍地、身体、障害、犯罪歴、社会的差別の原因になる事項
  3. 勤労者の団結権、団体交渉権、団体行動の行為に関する事項
  4. 集団示威行為への参加、請願権の行使、政治的権利の行使に関する事項
  5. 保健医療、性生活の特定機微な情報

国籍等(Nationality)は、人種、民族には該当しませんが、法的な決めがありません。

個人情報とセンシティブ情報の違い

センシティブ情報の項目は、上記の通りです。個人情報との違いを明らかにするために、個人情報の例をいくつかあげます。

  • 名前
  • 住所
  • 電話番号
  • 顔の写真
  • クレジットカードの情報
  • など...(詳しくは個人情報のページをご参照ください)

個人情報は、完全に個人を特定できる情報になります。

個人情報は、「個人を特定できる情報」で、センシティブ情報は、「政治的見解、宗教、思想、信条、人種、民族、保健医療、犯罪履歴」といった情報になります。

社員情報の多くはセンシティブ情報です

企業の社員の情報は、センシティブ情報の塊である、といっても差し支えありません。 社員情報には、たとえば、以下のような情報があります。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 家族構成
  • 給与、年収
  • 人事考課
  • 犯罪、了解歴
  • 病歴

こうした情報は、他人に知られなくない、知られると差別につながるような、センシティブな情報にあたり、取り扱いには注意が必要です。

関連項目




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