「Fitbit Charge 2を1ヶ月使用したのでレビュー」の版間の差分
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2017年1月7日 (土) 21:37時点における版
Fitbitと言えば、活動量計の人気シリーズの1つです。歩数や上がった階段の階数をはじめ、睡眠、機種によっては、脈拍などを記録することもできます。昨年(2016年)、Fitbit Charge 2 を購入し、1ヶ月以上、装着して過ごしました。レビューというか、感想などをまとめておこうと思います。
読み方
- Fitbit
- ふぃっとびっと
目次
概要
Fitbit Charge 2 を1ヶ月以上、つけっぱなしで生活したので、レビューをまとめておこうと思います。
物理的に良いところ
実は、特に、思い当たりませんでした。
物理的にダメところ
- バンドが長い
- バンドが腕に取付、外しがしにくい
- 分厚い
- 水の中で使えない
バンドが長い
Fitbit のサイズには、S と L があって、 S にしたのですが、細い腕には、バンドが長いです。
バンドが腕に取付、外しがしにくい
バンドを腕に取り付けたり、取り外したりするのが、やりにくいです。
防水というわけではないので、お風呂の度に、外すことになります。 毎日毎晩、着脱を繰り返すため、もっと簡単に取付・取り外しができることが望ましいです。
分厚い
常時つけているものなので、分厚いよりも、薄いと助かります。 ベッドで、体を大きく動かすときに、腕の Fitbit が布団に引っかかって、痛いです。
水の中で使えない
Fitbit Charge 2は、お風呂やプールなどで、利用することができます。
機能の良いところ
- 歩いた距離がわかる
- 脂肪燃焼なのか、有酸素運動なのかもわかる
- 脈拍が記録できる
- 睡眠アプリのように「寝る」という設定なしに、睡眠が測定できる
- つまり、昼寝も測定できる
- バッテリーが長持ち
アプリで設定しなくても睡眠がとれる
スマホの「睡眠アプリ」のように、「寝る時」に「今から寝る」と設定しなくても、「睡眠」のデータを取ってくれます。そのため、昼寝のようなときにも、スマホをいじらなくても、自動的に取ってくれます。
バッテリーが長持ち
基本的に、毎日、お風呂に入るときに、充電してしまってますが、毎日充電する必要がありません。 カタログスペック上は、5日間は、バッテリー駆動できるということになっています。 2泊3日で、旅行にいったときには、充電用ケーブルを持っていきませんでした。バッテリー的には、十分余裕がありました。
機能のダメなところ
- 睡眠の深さがわからない
- 睡眠の測定の「精度の高いモード」では、睡眠時間が異様に短く測定される
- moves 的に、常時位置情報でウォーキングをトラッキングしてくれない
- ただし 「自転車」などの測定モードならスマホのGPSで地図にプロットしてくれる
睡眠の判定が?
Fitbit は、睡眠を取ることができます。 Fitbit には、睡眠の測定に
- 通常のモード
- 精度の高いモード
の2つのモードがあります。
「精度の高いモード」を利用すると、睡眠時間が異様に少なく測定されていました。 寝返りをしているときに、寝ていない判定をしていることに起因すると考えられます。
ちょっと気になったこと
歩数測定について
当たり前なんだと思いますが、歯を磨いているときに、 Fitbit をつけている手で、歯ブラシを握ってしまうと、歩数がカウントされてしまいます。
同様に、Fitbit をつけたまま、ピアノを弾くと、歩いてないけど、歩数がカウントされてしまいます。 このあたりは、腕につけている宿命なのでしょう。
スマートフォンや万歩計だったら、そういったことはないでしょう。
歯医者で睡眠してることになった
歯医者で、歯のクリーニングをしてもらっているときに、意識があって、たしかに、「寝てない」のですが、Fitbit は「睡眠している」と記録していました。
なぜ Apple Watch ではないのか?
Apple Watch に限らず、スマートウォッチ、ガジェット・ウェアラブルデバイスは、基本的に、毎年、もしくは、2年おき程度のサイクルで買い替えが必要になるものと考えています。
なぜ、短い期間での買い替えが必要と考えているかというと、「機能面の進化」や「製品のサポートのサイクル」があります。そしてなにより、内臓バッテリーの経年劣化があります。
Apple Watch は、Apple Watch で、素晴らしい製品だと思いますし、購入する前提条件として、脈拍も取ることもでき、買う候補にも入っていました。 しかしながら、Apple Watch は、基本的に毎日充電するデバイスです。バッテリーの持ち時間もあまり長くはありません。
バッテリー以外では、 Apple Watchは、iPhoneでしか使えない、というのが挙げられます。スマホを Android OS の端末に変えたときに、Apple Watchも別のものに変えないといけませんよね?
Apple Watch を選択しなかった理由は以下の通りです。
- バッテリーの持ち時間が長くない
- 高価
- バンドがイマイチだった
- スマホを iPhone から変えられない
一方で、Apple Watch を選択したほうが良い理由としては、
- ポケモンGOと連携できる
というのが挙げられると思います。ランニングしながら、ポケモンGOするなら、Fitbitより Apple Watchのほうが良いかもしれません。
なぜ Fitbit なのか?
なぜ、今回、Fitbit にしたのか、という話ですが。 基本的には、「長いものには巻かれろ」というのが1つあります。 活動量計で取得したデータは、メーカーのクラウドの中に蓄積されていきます。
データのエクスポートもある程度はできるようですが、ほかのデバイスに乗り換えるときに、データをどうこうするのは、できれば、避けたい話です。
メーカーが製品を作るのをやめてしまったときに、過去データの引き継ぎで困りたくない、というのが1つあります。
活動量計の中で、メジャーな企業・メジャーな製品を選択することによって、私の利用の継続性を維持したかった、というのがあります。もちろん、将来、会社がなくなること、製品がなくなることもあるでしょう。
Fitbit Charge 2 を選択した理由には、脈拍 を測定したかった、というのがあります。
水中でも使える・お風呂でも使えるモデルも考えていたし、充電式ではなく、電池交換式の製品も考えましたが、なかなか、両方を兼ね備えたものがなかったため、水の中は、諦めることにしました。
結構、いろいろと不満などを書き並べていますが、概ね、満足して、使ってますし、これからも使い続けようと思っています。 もちろん、いろいろな不満を Fitbit が解決していってくれると思いますし、新しい製品に乗り換えていこうと思ってます。
副作用的によかった点
本来の目的と違って、よかった点ですが
- スマホの通知が受けられる
が挙げられます。
スマートフォンを常時持ち歩いているわけではありません。 特に、家の中では、自室の机の上に置きっぱなし、ということはよくあります。
電話がなったときに、部屋にいないと、電話に気づくことすらできませんでした。 iPhone から Fitbit へ 電話がなっていることを通知してくれるため、今まで取れなかった電話も取れるようになりました。
また、今まで、スケジュールに気づけなかったことについても、気付けるようになりました。 iPhone のカレンダーや パソコンの Outlook が通知してくれるのですが、時々、気づかないことがありました。気づかない、というのは、集中してて、アラートに気づかない、ということだったり、そもそも端末から離れてしまっている、といったときです。しかし、 Fitbit は、通知を振動で伝えてくれるため、なんか、あるな、っていうのが、すぐにわかるようになりました。