「Docker Swarm」の版間の差分
提供: Ubuntu入門
行1: | 行1: | ||
− | [[Docker Swarm]] (Swarm)とは、Dockerネイティブクラスタリングシステムです。Dockerホストのプールを1つにします。2016年に [[Docker Swarm]] は、 | + | [[Docker Swarm]] (Swarm)とは、Dockerネイティブクラスタリングシステムです。Dockerホストのプールを1つにします。2016年に [[Docker Swarm]] は、 Docker Engine に組み込まれました。 |
'''読み方''' | '''読み方''' | ||
行7: | 行7: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 2016年に [[Docker Swarm]] は、 | + | 2016年に [[Docker Swarm]] は、 Docker Engine に組み込まれました。 |
[[Docker Swarm]] は、標準のDocker APIを使用します。 Dockerデーモンとコミュニケーションするツールは、複数のホストに透過的にスケールする Swarm を使用できます。 | [[Docker Swarm]] は、標準のDocker APIを使用します。 Dockerデーモンとコミュニケーションするツールは、複数のホストに透過的にスケールする Swarm を使用できます。 |
2017年4月15日 (土) 00:58時点における最新版
Docker Swarm (Swarm)とは、Dockerネイティブクラスタリングシステムです。Dockerホストのプールを1つにします。2016年に Docker Swarm は、 Docker Engine に組み込まれました。
読み方
- Docker Swarm
- どっかー すわーむ
目次
概要
2016年に Docker Swarm は、 Docker Engine に組み込まれました。
Docker Swarm は、標準のDocker APIを使用します。 Dockerデーモンとコミュニケーションするツールは、複数のホストに透過的にスケールする Swarm を使用できます。
+-----+ docker client -> |swarm| -> node | | -> node | | -> node +-----+
- スケジューリングは、ランダム
- 複数インスタンスを管理する機能はない
- ホストがダウンしたときに、フェイルオーバーする仕組みはない
インストール
Docker イメージを使用する場合
$ docker pull swarm
実行例
$ sudo docker pull swarm Pulling repository swarm f2fab819fd1f: Download complete bf8b6923851d: Download complete 92d78d321ff2: Download complete 511136ea3c5a: Download complete a8bbe4db330c: Download complete 9dfb95669acc: Download complete 0b3950daf974: Download complete 633f3d9a9685: Download complete bba5f98a0414: Download complete defbc1ab4462: Download complete 86615ce1c7e0: Download complete ae115241d78a: Download complete f49087514537: Download complete 424ad4560985: Download complete fff73787bd9f: Download complete 6e0f9aa8e404: Download complete 97c8f6e912d7: Download complete 393253c44fe5: Download complete 33f9d1e808cf: Download complete 74bbfe1218ed: Download complete 62860d7acc87: Download complete 92dddc4d14e4: Download complete
ソースからダウンロードして自分でビルドする場合
go get -u github.com/docker/swarm
使い方
クラスタの作成
ユニークなクラスタIDが発行されます。
$ docker run --rm swarm create 98398398392ff9ba101010101010101a
ノードでエージェントを起動
それぞれのノードで、 swarm エージェントを起動します。
sudo docker run -d swarm join --addr=<NODE_IP>:2375 token://<ClusterID>
マネージャを起動
docker run -d -p <spwarm_port>:2375 swarm manager token://<ClusterID>
クラスタのノードをリスト表示
docker run --rm swarm list token://<ClusterID>