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2014年8月28日 (木) 16:14時点における最新版

Linuxのbadblocks とは、デバイスのバッドブロック(不良セクタ)を検索するツールです。

読み方

badblocks
ばっど ぶろっくす

概要

badblocks を使用して、不良セクタのリストを作成し、mke2fsやe2fsckに読み込ませて修理させる方法と、mke2fsやe2fsckからbadblocksを利用する方法があります。

使い方

コマンドラインオプション

Usage: badblocks [-b block_size] [-i input_file] [-o output_file] [-svwnf]
       [-c blocks_at_once] [-d delay_factor_between_reads] [-e max_bad_blocks]
       [-p num_passes] [-t test_pattern [-t test_pattern [...]]]
       device [last_block [first_block]]

よく使用するオプションを以下に説明します。

-s
スキャンの進捗を表示します。
-v
詳細な表示を行います。
-w
書き込みモードでテストします。
-o file
指定されたファイルに不良ブロックのリストを書き出します。

使用例

$ sudo badblocks -vs -o 320sdd.bad /dev/sdd
Checking blocks 0 to 312571223
Checking for bad blocks (read-only test): done
Pass completed, 0 bad blocks found. (0/0/0 errors)

不良セクタの修理

$ sudo badblocks -vs -o 320sdd.bad /dev/sdd
$ sudo fsck -l 320sdd.bad /dev/sdd

関連項目