「vimでソースコード全体のインデントを整形する方法」の版間の差分
提供: neovim/vim入門
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2017年6月16日 (金) 00:50時点における最新版
プログラムのソースコードでは、「インデント」(字下げ)が非常に重要です。インデントが壊れているソースコードを簡単に読みやすくする方法は、ソースコード全体(ファイルの全行)のインデントを直すことです。vimでは簡単にインデントをし直せるので、その方法を紹介します。
読み方
- インデント
- いんでんと
- 字下げ
- じさげ
概要
vimの自動インデント機能は非常に便利です。自分で字下げをしなくても、エディタが自動的にソースコードの言語にあわせて、インデントしてくれます。
他人の作ったソースコードをもってきたときに、そのファイルのインデントが狂っていることがあるかもしれませんし、ソースコードをコピペしたときに、オートインデントの影響でインデントがおかしくなっている(参考 vimにテキストをペーストする時にオートインデントさせない方法) 、といったこともあります。
インデントを1つ1つタブなどを入れていくのは、骨が折れます。
実は、1つ1つのインデントを手で直す必要は、ないはずです。それは、vim が実は簡単にインデントを直す機能を持っているからです。
インデントとは
そもそも インデント って何?っていう方は、このセクションを読んで下さい。 ご存知の方は、次のセクションまで飛ばして頂いて大丈夫です。
インデントとは、字下げのことです。 タブやスペースなどの「空白」で、ソースコードを読みやすくするために使われます。 人間の読みやすさ、認識のしやすさの助けになります。
ソースコード全体のインデントを修正する方法
vimの = (イコール) は、 インデントを修正するコマンドです。 バッファの先頭に戻り、バッファの最後までに対して = を実行することで、ソースコードのすべての行(開いているファイルのバッファ全体)に対して、インデントの修正を実行することができます。
gg=G
まとめ
- vim は、インデントを直す機能を持っている。
- インデントを修正するコマンドは = (イコール)。
- ソースコード全体(ファイル全体のすべての行)のインデントをなおすには gg=G 。