「vimの最後の置換を繰り返す方法」の版間の差分
提供: neovim/vim入門
(相違点なし)
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2017年6月11日 (日) 23:45時点における最新版
vimでは、強力な置換機能が提供されています。vimで最後に行った置換を後から繰り返したくなることはありませんか?
読み方
- &
- あんぱさんど
概要
ここでは、vimの最後の置換を繰り返す方法を紹介します。 同じ置換を行いたいときに、入力の短縮になります。
置換を繰り返す方法
置換の繰り返す方法は、簡単です。 & を使います。
:&
置換を繰り返す例です。 まず、普通に置換を行います。そのあとで、置換したい行で、:& を実行すると、最後の置換を繰り返します。
:s/foo/bar/ :&
オプションの指定
g オプションで、行中のすべてのマッチを置換することができます。 以下の場合は、繰り返しのときに、 g オプションを指定していないので、最初のマッチだけが置換されます。
:s/foo/bar/g :&
そのため、繰り返しの置換のときにも、オプションを指定する必要があります。 たとえば、繰り返しの置換時にも g オプションを指定したい場合には、以下のようになります。
:s/foo/bar/g :&g
全体にも繰り返しが実行できる
ここでは、全体に対する置換の繰り返しを紹介します。 ただ単に、レンジを % で指定するだけになります。
:%s/foo/bar/ :%&
g オプションを使用する場合は、このようになります。
:%s/foo/bar/g :%&g
コマンドの履歴から繰り返す方法
ここでは、 :& を紹介することが目的ではありますが、最後の置換を繰り返す方法として、履歴を使う方法もあります。
: (コロン) を打ち、そのあとに C-f (コントロール f) で、コマンドの履歴を参照できます。最後の置換まで、移動して、 Enter を押すだけで、最後の置換を繰り返すことができます。もちろん、最後以外の置換を探して、実行することもできます。
:<C-f>