「vimスクリプトで文字列を扱う」の版間の差分
提供: neovim/vim入門
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2014年12月31日 (水) 14:34時点における最新版
vimの文字列は、シングルクォーテーション(')かダブルクォーテーション(")で囲みます。
読み方
- 文字列
- もじれつ
概要
文字列は、ダブルクォーテーションかシングルクォーテーションで囲みます。
let str = 'foo' let str = "bar"
タブルクォート内では、タブや改行は、\t , \n で表すことができます。
let str = "foo\nbar"
let str = 'It''s vim'
文字列操作
文字列を連結する
文字列の連結は、 . で行えます。
let str = "foo" . "bar"
リストを連結する例です。
echo join(['foo','bar'], ',')
foo,bar になります。 セパレータが不要であれば、空を指定します。
echo join(['foo','bar'], '')
これで、foobarとなります。
文字列を分割する
splitでセパレータを指定して、文字列を分割して、リストにできます。
let list = split('foo,bar,hoge',',')
は
['foo', 'bar', 'hoge']
となります。
文字列の長さを調べる
C言語で有名なstrlen()で調べます。
echo strlen('foo')
文字列の切り出し
文字列は、添字でアクセスできます。
echo 'abcde'[0] " a echo 'abcde'[1] " b echo 'abcde'[0:1] " ab echo 'abcde'[:1] " ab echo 'abcde'[2:] " cde echo 'abcde'[0:-1] " abcde
同様に変数でも同じことができます。
:let str = 'abcde' :echo str[0]
a が表示されます。
文字列内の文字列の検索
stridxでは、文字のポジションが返ります。 第1引数の文字列から、第2引数の文字列の出現ポジションを返します。
echo stridx('abcd', 'cd') " 2