vimの文字列置換で置換後の文字列に改行を含める方法
提供: neovim/vim入門
スポンサーリンク
vimでは、文字列置換に s コマンド を使います。置換する文字列に「改行」を含めたいこともよくありますし、改行コードを置換したいときもあります。今回は、文字列を置換するときに、リプレイス後の文字列に改行を含める方法を紹介します。
読み方
- 置換
- ちかん
概要
vim では、文字列置換に
%s/検索パターン/置換後の文字列/オプション
がよく使います。
行だけなら
:s
を使い、バッファ全体なら
:%s
になります。
「置換後の文字列」に「改行」を含めたいこともあると思います。私もよく、置換後に改行を入れる、といったことをよくやっています。
置換後の文字列に改行を入れるやりかた
改行を指定するときには、
C-v Return
を入力します(コントロール + v のあとに リターンキーを押します)。
^M
みたいな文字列が入ります。この ^M が 改行 を意味します。
例えば、 , (カンマ) を 改行 に切り替える場合は
:%s/,/^M/
になります。行のすべての , (カンマ) を 改行 にする場合は、 g オプションをつけます。
:%s/,/^M/g
, (カンマ) の後に 改行 を追加したい場合だと
:%s/,/,^M/g
となります。
例えば、 foo を foo 改行 bar みたいにしたいのであれば、こんな感じになります(^M は コントロール +v + 改行です)。
:%s/foo/foo^Mbar/g
\r を使う場合
^M の代わりに \r を使うこともできます。 になります。行のすべての , (カンマ) を 改行 にする場合は、 g オプションをつけます。
:%s/,/\r/g
, (カンマ) の後に 改行 を追加したい場合だと
:%s/,/,\r/g
となります。
関連項目
ツイート
スポンサーリンク