vim 8.0の新機能を解説します
提供: neovim/vim入門
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vim 8.0 は 2016年9月12日にリリースされました。vim 8.0 は、バグ修正のほかに、機能拡張も行われています。ここでは、vim 8.0 の新機能を解説します。
読み方
- vim 8.0
- ぶいあいえむ はってんぜろ
概要
vim 8.0 では、いろいろな機能が追加されました。非同期機能やラムダのサポート、オフィシャルなパッケージ管理機能など、vimが格段にパワーアップしています。vim 8.0 の機能拡張を紹介します。
vim 8.0 の新機能のサマリ
- channel
- 非同期I/Oをサポート
- job
- ジョブ機能による非同期コマンド実行
- timer
- 非同期のタイマー実行
- lambda(ラムダ), closure(クロージャ)
- ラムダがサポート
- packages
- パッケージ管理のサポート
- test-functions
- vim 開発者向けのテストフレームワークの提供
- Windows IDs(ウィンドウID)
- ウィンドウ管理にユニークなIDで管理できるAPIの追加(win_getid(), win_id2win())
- viminfo-timestamp
- タイムスタンプを利用した viminfo
- breakindent
- インデントをつけた折り返し
- Windows DirectX
- Windows 環境では DirectX (DirectWrite) がサポートされました
- GTK+3
- GTK+3 がサポートされました
- Visualモード時のC-a/C-x
- ビジュアルモードで選択した範囲の数値のインクリメント・デクリメント
- defaults.vim
- .vimrc がない場合にロードされる既定値
関連項目
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