addch(chtype ch);
waddch(WINDOW *win, chtype ch);
mvaddch(int y, int x, chtype ch);
mvwaddch(WINDOW *win, int y, int x, chtype ch);
echochar(chtype ch);
wechochar(WINDOW *win, chtype ch);
ch がタブ、改行、またはバックスペースの場合、 カーソルはウィンドウ内部で適切に移動させられます。 改行は clrtoeol を行ってから移動します。 タブは、8 カラムごとにあると見なされます。
ch がタブ、改行、バックスペース以外の制御文字の場合、 それは ^X 表記で描かれます。 制御文字を追加した後に winch を呼び出しても、 制御文字は戻らず、代わりに制御文字の表現が返されます (制御文字を文字どおり送るには、echocharを使用します)。
ビデオ属性は 1 つの文字と論理和 (OR) を取ることによって、 結合されてパラメータに入れることができます。 この結果、これらの属性も設定されることになります (ここで意図することは、属性を含めてテキストが、 inch と addch を使用して、 ある場所から別の場所にコピーできるということです)。 [ curs_attr(3) ページの、定義済みビデオ属性定数である standout を参照してください]。
echochar ルーチンと wechochar ルーチンは、 addch の呼び出しの後に refresh の呼び出しが続いたもの、 または waddch の呼び出しの後に wrefresh の呼び出しが続いたものと機能的に同等です。 1 つの文字だけが出力されていることを考慮に入れ、 制御文字でない文字の場合は、これらのルーチンを、 同等のものの代わりに使用すると、性能が大幅に向上することがあります。
名称 | デフォルト | 記述 |
ACS_LLCORNER | + | 左下コーナー |
ACS_URCORNER | + | 右上コーナー |
ACS_LRCORNER | + | 右下コーナー |
ACS_RTEE | + | 右ツリー |
ACS_LTEE | + | 左ツリー |
ACS_BTEE | + | 下端ツリー |
ACS_TTEE | + | 上端ツリー |
ACS_HLINE | - | 水平線 |
ACS_VLINE | | | 垂直線 |
ACS_PLUS | + | プラス |
ACS_S1 | - | 走査線 1 |
ACS_S9 | _ | 走査線 9 |
ACS_DIAMOND | + | ダイアモンド |
ACS_CKBOARD | : | チェッカーボード (点描) |
ACS_DEGREE | ' | 度のシンボル |
ACS_PLMINUS | # | プラス / マイナス |
ACS_BULLET | o | ブレット |
ACS_LARROW | < | 左向き矢印 |
ACS_RARROW | > | 右向き矢印 |
ACS_DARROW | v | 下向き矢印 |
ACS_UARROW | ^ | 上向き矢印 |
ACS_BOARD | # | 正方形のボード |
ACS_LANTERN | # | ランタンのシンボル |
ACS_BLOCK | # | 埋められた正方形のブロック |
386 と 486 のコンソールでは、 wechochar に上位ビットを設定した引数を指定すると、 対応する高さが半分の ASCIIZ グラフィックが生成されます (SVr4 curses にもこの特徴がありますが、 ドキュメントに記載はされていません)。 しかし、制御文字引数は通常、対応するグラフィックを作成しないものです。 CR, NL, FF および TAB のような文字は、 通常、コンソールドライバ自体によって解釈され、 ESC は制御シーケンスの先頭と解釈されます。