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COLUMN(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル COLUMN(1)

名称

column − 入力を複数列に整形する

書式

column [−tx] [−c columns] [−s sep] [file ...]

解説

column は、入力を複数カラムに分けて整形します。列より先に行を埋めます。 file が 指定されていれば file を、指定されていなければ標準入力を処理しま す。空行は無視されます。

オプション:

       −c

表示の幅を columns にしてフォーマットします。

−s
−t
オプションを使う時に、入力行をカラムに分ける区切り文字 (複数で も良い) を指定します。

−t
入力行のカラム数を判定し、表を作ります。カラムの区切りは、 −s オ プションで指定された文字か、指定されていない場合は空白文字です。 画面表示をきれいに整形するのに便利です。

−x
行を埋める前に列を埋めます。

診断

ユーティリティ column は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了 します。

環境変数

environ(7) に記述されているように、 COLUMNS, LANG, LC_ALL, LC_CTYPE 環境 変数は column の実行に影響を及ぼします。

使用例

(printf "PERM LINKS OWNER GROUP SIZE MONTH DAY " ; \

printf "HH:MM/YEAR NAME\n" ; \

ls -l | sed 1d) | column -t

関連項目

colrm(1), ls(1), paste(1), sort(1)

歴史

column コマンドは 4.3BSD−Reno から登場しました。

バグ

入力行は、長さが LINE_MAX (2048) バイトに制限されます。

FreeBSD 10.0 July 29, 2004 FreeBSD 10.0

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