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ECHO(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル ECHO(1)

名称

echo − 引数の文字列を標準出力に出力する

書式

echo [−n] [string ...]

解説

echo は、各引数の間を 1 つの空白文字 (‘ ’) で区切り、最後に改行 (‘\n’) を 付加したものを標準出力に書き出します。

オプションとしては以下のものがあります:

       −n

改行を付加しません。これは、iBCS2 互換システムで行われていたよう に、文字列の最後に ‘\c’ を付け加える事でも実現できます。本オプショ ンおよび ‘\c’ の効果は、Cor. 1-2002 で修正されたように IEEE Std 1003.1-2001 (‘‘POSIX.1’’) では実装依存です。最大の可搬性を目指すア プリケーションは、改行文字を抑制するために printf(1) を使用すること が強く勧められています。

シェルによっては、本ユーティリティと似たまたは同じ、組み込みの echo コマ ンドを提供しているものがあります。 builtin(1) マニュアルページを参照して ください。

診断

ユーティリティ echo は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し ます。

関連項目

builtin(1), csh(1), printf(1), sh(1)

規格

echo ユーティリティは、 Cor. 1-2002 で改正された IEEE Std 1003.1-2001 (‘‘POSIX.1’’) に適合しています。

FreeBSD 10.0 April 12, 2003 FreeBSD 10.0

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