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ELFDUMP(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル ELFDUMP(1)

名称

elfdump − ELF ファイルに関する情報の表示

書式

elfdump −a | −cdeGhinprs [−w file] file

解説

elfdump ユーティリティは、指定された ELF file の様々な情報を表示します。

オプションは次の通りです:

       −a

すべての情報を表示します。

−c
共有ヘッダを表示します。

−d
動的シンボルを表示します。

−e
ELF ヘッダを表示します。

−G
GOT を表示します。

−h
ハッシュ値を表示します。

−i
動的インタプリタを表示します。

−n
note セクションを表示します。

−p
プログラムヘッダを表示します。

−r
再配置を表示します。

−s
シンボル表を表示します。

−w file
出力を、標準出力の代りに file に書き出します。

使用例

典型的な elfdump コマンドの使用例は次の通りです:

elfdump -a -w output /bin/ls

診断

ユーティリティ elfdump は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終 了します。

関連項目

objdump(1), readelf(1)

       AT&T Unix Systems Labs,                                 System V Application Binary Interface,     http://www.sco.com/developers/gabi/.

歴史

elfdump ユーティリティが最初に登場したのは FreeBSD 5.0 です。

作者

elfdump ユーティリティは Jake Burkholder ⟨jake@FreeBSD.org⟩ が記述しまし た。このマニュアルページは David O’Brien ⟨obrien@FreeBSD.org⟩ が記述しま した。

バグ

ELF gABI を完全に実装しているわけではありません。

FreeBSD 10.0 January 15, 2003 FreeBSD 10.0

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