スポンサーリンク

FOLD(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル FOLD(1)

名称

fold − 有限桁の出力デバイスのために長い行を折り返すフィルタ

書式

fold [−bs] [−w width] [file ...]

解説

fold ユーティリティは、file が指定されていればそのファイルを、指定されて いなければ標準入力を読み込み、指定された長さを超えるような入力行に対して は改行を入れて複数の行に分割します。デフォルトでは 80 コラムになるように します。

オプションとしては以下のものがあります:

       −b

width を、カラム位置ではなく、バイト位置として数えます。

−s
最初の width カラム位置 (またはバイト数) 以内の最期の空白の後に、 行を折り返します。

−w width
デフォルトの 80 コラムのかわりに、一行の長さを指定します。タブが ある場合は、 width として 8 の倍数を指定するか、さもなければ、 fold の前に expand(1) を使用して、タブを空白文字に置き換えてくだ さい。

環境変数

environ(7) に記述されているように、 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE 環境変数は fold の実行に影響を及ぼします。

関連項目

expand(1), fmt(1)

規格

fold ユーティリティは、 IEEE Std 1003.1-2001 (‘‘POSIX.1’’) に適合していま す。

バグ

アンダラインがある場合には、fold がうまくいかないことがあります。

FreeBSD 10.0 August 2, 2004 FreeBSD 10.0

スポンサーリンク