ID(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル ID(1)
名称
id − ユーザの、ユーザ名とグループ名および各番号を表示する |
書式
id [user] |
id −G [−n] [user] |
id −M |
id −P [user] |
id −g [−nr] [user] |
id −p [user] |
id −u [−nr] [user] |
解説 |
id ユーティリティは、呼び出したプロセスのユーザとグループとを、名称と ID 番号で標準出力に表示します。もし実 ID と実効 ID が異なっている場合は、両 方とも表示します。 もし、 user (ユーザ名かユーザ ID) が指定された場合は、そのユーザのユーザ ID とグループ ID が表示されます。この場合、実 ID と実効 ID とは同じものと みなされます。 オプションとしては以下のものがあります: |
−G
グループ ID (実効グループ、実グループ、その他) を、空白で区切って 列挙します。表示する順序に意味はありません。 −M −P −g −n −p −r −u 診断 |
ユーティリティ id は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了しま す。 |
関連項目
規格
id は IEEE Std 1003.2 (‘‘POSIX.2’’) 準拠です。 |
歴史
伝統的な groups(1) コマンドは ‘‘id −Gn [user]’’ と同一です。 伝統的な whoami(1) コマンドは ‘‘id −un’’ と同一です。 id コマンドは 4.4BSD から登場しました。 FreeBSD 10.0 May 3, 2004 FreeBSD 10.0 |