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IPCRM(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル IPCRM(1)

名称

ipcrm − 指定したメッセージキュー、セマフォセット、共有セグメントを削除す る

書式

ipcrm [−q msqid] [−m shmid] [−s semid] [−Q msgkey] [−M shmkey] [−S semkey] ...

解説

ipcrm ユーティリティは、指定したメッセージキュー、セマフォ、共有メモリセ グメントを削除します。これらの System V IPC オブジェクトは、作成時につけ られるID、もしくはキーで指定することができます。

次のようなオプションにて、削除する IPC オブジェクトを指定します。これらの オプションはいくつでも組み合わせて使用することができます:

       −q msqid

msqid で指定した ID のメッセージキューを削除します。

−m shmid
shmid
で指定した ID の共有メモリセグメントに対し、削除マークを付 けます。このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロセスがデ タッチした後、解放されます。

−s semid
semid
で指定した ID のセマフォセットを削除します。

−Q msgkey
msgkey
で指定したキーに対応するメッセージキューを削除します。

−M shmkey
shmkey
で指定したキーに対応する共有メモリセグメントに対し、削除 マークをつけます。このマークが付けられた共有メモリは、最後のプロ セスがデタッチした後、解放されます。

−S semkey
semkey
で指定したキーに対応するセマフォセットを削除します。

System V IPC オブジェクトの ID とキーは、 ipcs(1) を使って知ることができ ます。

関連項目

ipcs(1)

FreeBSD 10.0 August 8, 1994 FreeBSD 10.0

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