スポンサーリンク

PWD(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル PWD(1)

名称

pwd − ワーキングディレクトリの表示

書式

pwd [−L | −P]

解説

pwd ユーティリティは、現在のワーキングディレクトリを絶対パスで標準出力に 出力します。

シェルによっては、本ユーティリティと似たまたは同じ、組み込みの pwd コマン ドを提供しているものがあります。 builtin(1) マニュアルページを参照してく ださい。

オプションは次の通りです:

       −L

論理的な現在のワーキングディレクトリを表示します。

−P
物理的な現在のワーキングディレクトリを表示します (すべてのシンボ リックリンクが解決されます)。

オプションを指定しないと、 −P オプションが仮定されます。

環境変数

pwd が使用する環境変数は次の通りです:

       PWD

論理的な現在のワーキングディレクトリ。

診断

ユーティリティ pwd は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し ます。

規格

pwd ユーティリティは IEEE Std 1003.1-2001 (‘‘POSIX.1’’) に適合していま す。

関連項目

builtin(1), cd(1), csh(1), sh(1), getcwd(3)

バグ

csh(1) の内部コマンド dirs の方が高速です。なぜなら、シェル組み込みだから です。しかし、まれに違う答えを返します。それは、シェルでカレントディレク トリに移動した後に、カレントディレクトリかその祖先ディレクトリが移動 (訳 注: mv) された場合です。

PWD 環境変数をシェルがエクスポートしていない場合、 −L オプションは動作し ません。

FreeBSD 10.0 April 12, 2003 FreeBSD 10.0

スポンサーリンク