STARTSLIP(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル STARTSLIP(1)
名称
startslip − 電話をかけ、slip サーバにログインする |
書式
startslip [−d] [−b speed] [ |
−s string1 [−s string2 [...]]] [−h] [−l][−L] [−A annexname] [−U upscript] [−D downscript][−t script_timeout] [−W maxtries] [−w retry_pause][−K keepalive] [−O outfill] [−S unit] device user password
解説 |
startslip ユーティリティは、指定された device をオープンします。ひとたび キャリアが確認されると(モデム制御が有効にされている場合)、 startslip は指 定された user および password でのログインを試みます。 Annex オプション ( −A 参照) が指定されない限り、標準的な login: および Password: の方式を想 定します。成功すると、 startslip はその device を slip の回線規約に設定 し、 upscript を呼び出してウェイトモードに入ります。キャリアが落ちる (モ デム制御有効の場合) あるいは SIGHUP シグナルが送られると、 startslip は device をクローズし、 downscript を呼び出し、ダイヤルアップとログインの シーケンスを繰り返し試みます。 SIGTERM シグナルが送られると、 startslip は device をクローズし、 downscript を呼び出し、そして終了します。同一 device に対して startslip が 2 回呼び出されると、処理を行う前にひとつめの startslip が SIGTERM シグナルによって kill されます。 以下のオプションを利用可能です: |
−d
行おうとしている処理に関するデバッグ情報を出力します。 −b speed −t script_timeout −w retry_pause −W maxtries −s stringN −A annexname −h −l −U upscript −D downscript −K keepalive −O outfill −S unit −L 関連ファイル |
/var/run/startslip.<device>.pid
PID がここに格納されます。 関連項目 |
歴史
startslip は 4.4BSD で登場しました。 FreeBSD 10.0 June 5, 1993 FreeBSD 10.0 |