SYNC(2) FreeBSD システムコールマニュアル SYNC(2)
名称
sync − ファイルシステムの更新をスケジュールする |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <unistd.h> void |
sync(void); |
解説 |
sync() システムコールは、ブロックバッファキャッシュのダーティな (更新され た) バッファをディスクに強制的に書き出します。カーネルはこの情報をメモリ 上に溜めこみ、システムが要求するディスク I/O 転送の数を減らします。システ ムがクラッシュするとキャッシュの情報が失われてしまうため、ユーザプロセス syncer(4) は sync() システムコールを頻繁に呼び出します (約 30 秒ごと)。 それぞれのファイル記述子属性の同期を取るには、関数 fsync(2) システムコー ルを使用します。 |
関連項目
バグ
sync() システムコールは、バッファが完全にフラッシュされる前に戻ることがあ ります。 |
歴史
sync() 関数は、 Version 6 AT&T UNIX で登場しました。 FreeBSD 10.0 June 4, 1993 FreeBSD 10.0 |