ALARM(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル ALARM(3)
名称
alarm − シグナルタイマアラームを設定する |
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, −lc) |
書式
#include <unistd.h> unsigned int |
alarm(unsigned int seconds); |
解説 |
このインタフェースは setitimer(2) によって旧式のものとなっています。 alarm() 関数は、シグナル SIGALRM を呼び出し元プロセスに指定の seconds 秒 後に配信するタイマを設定します。アラームが既に alarm() によって設定されて いるものの配信されていない場合、新たな alarm() 呼び出しは、前の設定を上書 きします。要求 alarm(0) は、現在のアラームを無効にし、シグナル SIGALRM は 配信されません。 setitimer(2) の制約のために、 seconds の許される最大数は 100000000 です。 |
戻り値
alarm() の戻り値は、 alarm() の直前の呼び出しからタイマに残された時間の量 です。アラームが現時点で設定されていない場合、戻り値は 0 になります。 |
関連項目
setitimer(2), sigaction(2), sigpause(2), sigvec(2), signal(3), sleep(3), ualarm(3), usleep(3) |
歴史
alarm() 関数は Version 7 AT&T UNIX ではじめて登場しました。 FreeBSD 10.0 April 19, 1994 FreeBSD 10.0 |