getmntinfo(3)

getmntinfo − マウントしたファイルシステム情報の取得

#include <sys/param.h>
#include <sys/ucred.h>
#include <sys/mount.h>

int

getmntinfo(struct statfs **mntbufp, int flags);

解説

getmntinfo() 関数は、現在マウントしているファイルシステムをそれぞれ記述す る、 statfs() 構造体の配列を返します ( statfs(2) を参照してください)。

getmntinfo() 関数は、その flags パラメータを透過的に getfsstat(2) へ渡し ます。

無事に完了した場合、 getmntinfo() は目的の配列にある要素数のカウント返し ます。配列のポインタは mntbufp に格納されます。エラーが起こると 0 が返 り、エラーを示すために外部変数 errno が設定されます。ポインタ mntbufp は 改変されませんが、 getmntinfo() によって前に返されたすべての情報は失われ ます。

getmntinfo() 関数は失敗することがあり、ライブラリルーチン getfsstat(2) ま たは malloc(3) のエラーとして指定される errno を返します。

getfsstat(2), mount(2), statfs(2), mount(8)

getmntinfo() 関数は 4.4BSD で最初に取り入れられました。

getmntinfo() 関数は構造体の配列を内部静的オブジェクトに書き込み、そのオブ ジェクトのポインタを返します。以後の getmntinfo() の呼び出しは同じオブ ジェクトを改変します。

getmntinfo() によって割り振られたメモリは、アプリケーションによって free(3) できません。

FreeBSD 10.0 June 9, 1993 FreeBSD 10.0